レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023年06月24日
- 登録日時
- 2024/01/24 15:48
- 更新日時
- 2024/03/05 16:22
- 管理番号
- 広県図2023041
- 質問
-
解決
戦後、広島で活動していた「善誓団」という団体の本山雲彬(もとやまうんぴん)について知りたい。また本山氏が原爆30周年記念で出版を目指していたという「奨道録」「行道一路」「山帰来」について知りたい。
- 回答
-
1 本山雲彬について
『世羅西風土記』世羅西町文化財保護委員会/編集、[世羅西町(世羅郡)]、世羅西町小国公民館世羅西郷土研究会、1992【H291.72/セラニ92ア】
p.113-131 人物誌
p.127-128 本山雲彬(一九〇〇~一九八四 八十五歳歿)
p.127 「(略)呉市天保山に自刻の一本造り十三観音仏を本尊として「天宝山日月之塔」を建設、(略)」
『原爆から二十五年悲願に生きた信仰体験記』本山雲彬/著、倓[人偏に炎]右考堂、1970【H18/Mo92ア】
[ページ付けなし] 巻頭 古稀の言
「(略)悲願に生きる二十五年、その血涙を綴る信仰体験記である。」
全体に、被爆体験やエッセーのような内容が散見されます。
『雲の三山』本山雲彬/著、善誓団、1975【H18/Mo92-2】
著者自身に関する記述が散見されます。
『廣島古墳発掘財史』都築要/著、広島郷土史研究会、1973【H20/Ts99ア】
p.313-315 示現ましました観世音菩薩!
本山雲彬氏や先祖についての記述が散見されます。
2 本山氏が原爆30周年記念で出版を目指していたという「奨道録」「行道一路」「山帰来」について
当館の所蔵資料を確認しましたが、3冊について書かれたものは見当たりませんでした。実際に出版されたかどうかは不明です。
なお、次の資料に関連する記載がありました。
『雲の三山』本山雲彬/著、善誓団、1975【H18/Mo92-2】(前出)
p.13 序
「『雲の三山』は広島原爆三十年の記念出版で、(略)」
次の資料を確認しましたが、関連の記述は見当たりませんでした。
<広島県関係資料>
『広島県大百科事典 上巻 あ-せ 五十音順索引』中国新聞社/編集、中国新聞社、1982【H03/C62/1ア】
『広島県大百科事典 下巻 そ-わ 都市別索引』中国新聞社/編集、中国新聞社、1982【H03/C62/2ア】
『広島県史 索引』広島県/編、広島県、1984【H21/H73-3/28】
『新修広島市史 第5巻 年表.索引.地図.編纂沿革』、広島市役所/編修、広島市役所、1962【H21.1/H73/5ア】
『呉市史 第7巻』呉市史編纂委員会/編集、呉市役所、1993【H21.31/Ku59/7ア】
『広島県人物・人材情報リスト 2021第2巻』日外アソシエーツ株式会社/編集、2020【H281/ニチカ1/121-2】
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 仏教 (18 9版)
- 伝記 (28 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 本山雲彬
- 仏教
- 善誓団
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000345407