レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010年04月01日
- 登録日時
- 2010/09/23 18:22
- 更新日時
- 2017/06/13 14:11
- 管理番号
- 市川20100401-05
- 質問
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未解決
幕末土佐藩の下級武士の俸禄を知りたい。既に「幕末志士の生活」「図録近世武士生活史入門事典」「武士の家計簿」は調べたが土佐藩の情報は載っていなかった。
- 回答
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「藩史大事典第7巻中国・四国」(1989 雄山閣出版)には土佐藩は職制までで俸禄までは出ていない。また、同書に載っていた土佐藩の基本参考文献は県内図書館に見あたらず。
市内図書館資料の検索ワード(タイトル)で「土佐藩」で3冊、「下級武士」で7冊該当図書があったが、土佐藩下級武士の俸禄については記載無し。
インターネットで「下級武士*俸禄」「土佐藩*俸禄」で検索するも土佐藩下級武士の俸禄については見当たらず。他の図書館を探す必要はないということでここで調査打ち切り。
利用者が調べた「武士の家計簿」(2003 新潮社)には加賀藩の俸禄が、また「図録近世武士生活史入門辞典」(1991 柏書房)の下級武士の章では幕府の御家人の例として町同心30俵2人扶持、さらに下級の小人で15俵1人半扶持、慶長11年尾張藩の中間の例として御切米7石1人扶持という数字があげられている。また上記の「藩士大事典」には職制の家臣団構成の項で、駿河国小島藩のように幕末期の安政3年に4両二人扶持の徒士が4名、というような記載がある藩もある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本史 (210 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000071682