レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年06月15日
- 登録日時
- 2022/04/27 17:56
- 更新日時
- 2022/04/27 17:56
- 管理番号
- 福郷-161
- 質問
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解決
昭和28年の西日本水害で決壊した番拓井堰の復旧工事について知りたい。
- 回答
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参考資料1『福岡市史 第6巻』p.620-635に「番拓井堰の再築」の項がある。
p.625に「直ちに番托井堰の応急復旧のため市内小野組の請負により工事費四、三一七、〇〇〇円をもって七月四日着手し、十五日急ぎ完成した。なお、請負工事とは別に保安隊(現自衛隊)・博多山笠振興期成会・筑紫野高校(現福岡農高)・刑務所受刑者・社会教育協議会・教員組合・自由労務者・婦人会・青年団並びに消防団等各種団体から延三、三〇二人が市の直営工事に奉仕した。」とある。
p.626に、その後再びの大雨で施工箇所の約半分が破壊されたため、小野組の施工により7月22日応急復旧工事に着手、勤労奉仕隊526名の応援もあって7月28日に完成したことが記載されている。
p.633に、県施工による本復旧が昭和29年2月大林組請負により着手し、5月下旬に一応の完成をみたこと。その後、一部未執行の残工事を長沼組の施工により同年11月に着手し、12月下旬に総てが完成したことが記載されている。
- 回答プロセス
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下記資料を確認したが、復旧工事に関する記載はなかった。
参考資料2『福岡市史 第8巻』p.492被害状況
参考資料3『福岡県水害誌』p.108被害状況
参考資料4『昭和28年6月末の豪雨による北九州直轄5河川の水害報告書』
参考資料5『福岡市水道五十年史』
参考資料6『大水害緊急対策立法の 昭和29年』
参考資料7『[福岡県]水防計画書 昭和29年度』
参考資料8『今次水害と砂防』
- 事前調査事項
- NDC
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- 土木設計.施工法 (513 8版)
- 参考資料
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福岡市. 福岡市史 第6巻 (昭和編 後編 2). 福岡市, 1971.(自館資料コード1101892535)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001211590-00 -
福岡市/編 , 福岡市. 福岡市史 第8巻. 福岡市, 1978.(自館資料コード1105225361)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I023386496-00 -
福岡県水害誌 : 昭和28年6月. [福岡], 1954.(自館資料コード1102609437)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I076594013-00 -
九州地方建設局. 昭和28年6月末の豪雨による北九州直轄5河川の水害報告書. 企画部計画検査課, 1954-03.(自館資料コード1102609449)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000074-I000384535-00 -
福岡市水道局 編 , 福岡市水道局. 福岡市水道五十年史. 福岡市水道局, 1976.(自館資料コード1100542216)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I053952451-00 - 大水害緊急対策立法のあらまし 昭和29年 福岡県土木部/編集 福岡県土木部(自館資料コード1203636741)
- [福岡県]水防計画書 昭和29年度 福岡県土木部(自館資料コード1203235738)
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福岡県土木部砂防課 編集 , 福岡県土木部. 今次水害と砂防. 福岡県土木部, 1959.(自館資料コード1104586415)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I053974307-00
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福岡市. 福岡市史 第6巻 (昭和編 後編 2). 福岡市, 1971.(自館資料コード1101892535)
- キーワード
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- 番拓井堰
- 昭和28年
- 水害
- 災害
- 復旧工事
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000315526