レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年09月01日
- 登録日時
- 2022/07/13 15:53
- 更新日時
- 2022/07/26 11:50
- 管理番号
- 中央-1-0021551
- 質問
-
解決
秋田波銭について
1.秋田波銭の画像を見たい。
2.本物と偽物の見分け方について知りたい。
3.秋田波銭の現在の価値(金額)について知りたい。
- 回答
-
下記の資料を紹介した。
なお、質問の2.については関係資料が見つからなかった。
■図書
(1)『日本のコイン』中村佐伝治/著 保育社 1979年
p.92 白黒写真がある。
(2)『古銭 その鑑賞と収集 増補版』瀬戸浩平/著 読売新聞社 1969年
p.134 白黒写真がある。
(3)『古銭と紙幣 収集と鑑賞 無文銀銭から現行貨幣まで 改訂新版』矢部倉吉/著 金園社 2004年
p.238 白黒、表裏の写真がある。
(4)『図録 日本の貨幣 4 近世幣制の動揺』日本銀行調査局/編 東洋経済新報社 1973年
江戸時代末期に鋳造された地方貨幣として、秋田波銭が掲載されている。
p.34 写真(カラー、表裏)がある。通常と異種の2種類の画像が収録されている。
p.101 秋田波銭の特徴について記述がある。ここで、左上部の波紋が一本多いのが異種であると解説されている。
p.309 秋田波銭についての解説がある。
(5)『日本貨幣カタログ 2021』日本貨幣商協同組合/編集 日本貨幣商協同組合 2020年
p.167 原寸大の白黒図版がある。
p.168 秋田波銭の価格について、「50,000~25,000」と記載がある。価格については、「日本貨幣商協同組合加盟店による販売実績、オークション結果等の実績価格に係わる概括的な情報をもとに、最高・最低価格等の価格分布を記載しています」とのこと。
(6)『日本通貨図鑑 カラー版』利光三津夫/編・共著 植村峻/編・共著 田宮健三/編・共著 日本専門図書出版 2004年
p.65 写真(カラー、表裏)がある。
■インターネットから閲覧できる資料(最終確認日:2022年7月26日)
・『古泉大全. 甲集 3』今井貞吉/著 佐野英山 大正6年
「国立国会図書館デジタルコレクション」で閲覧可能。(書誌ID:000000544083)
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/922852/45
45コマに、図(白黒、表裏)がある。
・東京大学経済学図書館「古貨幣・古札統合データベース」
https://www.i-repository.net/il/meta_pub/G0000381kahei
右上の検索窓に「秋田波銭」と入力して検索すると、JPGで写真(カラー、両面)を見ることができる。サイズ目盛り付きのため、大きさも分かる。
※東京大学附属図書館「東京大学学術資産等アーカイブズポータル」からも同じ写真が見られる。
https://da.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/portal/
・秋田県立博物館「秋田県立博物館ニュース No.148」
https://www.akihaku.jp/publication/news/news148.pdf
p.4「秋田で造られた江戸時代の銅銭」という特集の中に写真(カラー、両面)と簡単な説明がある。
(回答当時は閲覧できたが、2022年7月現在は閲覧できないもの)
・雑誌『収集』ホームページ 2021年9月号誌上入札
https://shushu.co.jp/anazeni2/
写真(カラー、両面)が掲載されており、「2264 秋田波銭 背青錆強し 並 20,000円」という記載が確認できる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 貨幣.通貨 (337 10版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 秋田波銭
- 古銭
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000318751