レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/11/12
- 登録日時
- 2023/10/08 00:30
- 更新日時
- 2023/10/08 10:23
- 管理番号
- 0000001548
- 質問
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解決
日本の伝統漁について(特に磯見漁というものを詳しく知りたい)
- 回答
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『日本民俗大辞典』下(回答資料1)p612「みつき」の項によると船上から水中をのぞき見して貝類・魚類・海藻類などを長い棹や棒をふるってつき採ったり、捩り取ったりする漁法をいう。しかし、見突きという呼称は全国的に定着しているものではない。その呼び方はさまざまである。その主なものは、イソミ(北陸沿岸)、カナギ(島根県)・・以下省略とあります。
そこで、「磯見漁」=「見突き漁」として、「見突き漁」について書かれている資料をご紹介します。
『礒漁の話』(回答資料2)p68~詳しく「見突き漁」について書かれています。
『日本水産捕採誌』下巻(回答資料3)には、直接的に「見突き漁」や「磯見漁」については書かれていませんが、見突きで使用する長い棹や棒について特殊漁業の章の漁の「突具」中に書かれています。
回答資料2.3は『日本民俗大辞典』下巻の「みつき」の項の参考文献として挙げられています。
また、「千葉経済大学・千葉経済大学短期大学部機関リポジトリ」https://lib.cku.repo.nii.ac.jp/ (令和4年11月12日確認)で、「日本磯漁伝統の研究」(田邉 悟/著)という論文を見ることができます。
上記サイトで「日本磯漁伝統の研究」で検索してください。
日本の伝統漁について書かれた資料として以下があります。
『生きている海幸彦たち』(回答資料4)
『木曽三川の伝統漁』(回答資料5)
『魚と人の知恵くらべ』(回答資料6)
ほか、当館の WebOPAC(https://www.library.pref.ishikawa.lg.jp/wo/opc_srh/ )より
タイトルに「伝統漁」を入れて検索していただければと思います。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 漁労.漁業各論 (664 9版)
- 参考資料
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- 1 日本民俗大辞典 下 福田/アジオ?[ほか]編 吉川弘文館 2000.4 380.33/フク ニ/2 p353、612
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2 磯漁の話 辻井/善弥?著 北斗書房 1977 664.4/7 p68- -
3 日本水産捕採誌 農商務省水産局?編纂 岩崎美術社 1983.6 660.2/32 下巻p1- -
4 生きている海幸彦たち 宮原/昭夫?著 日本交通公社 1983.4 664/10001 -
5 木曾三川の伝統漁 和田/吉弘?著 リバーフロント整備センター?編集 山海堂 1995.12 664/12 -
6 魚と人の知恵くらべ 埼玉県立川の博物館 2015.7 664.4/サカ
- キーワード
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- 見突き漁
- ミツキ
- 伝統漁
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000339512