レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2008/03/22 14:45
- 更新日時
- 2008/12/16 15:33
- 管理番号
- 383
- 質問
-
解決
春の七草の、各々の効能について
- 回答
-
①「芹」 全草をゆでて用い、精を養い血脈を整え、神経痛、通風、リウマチに効くとされる。
②「薺(ナズナ)」 6~7月に全草を天日乾燥してお茶がわりに用いて便秘によく、煎薬として利尿、解熱、洗眼に用いる。若葉の青汁は動脈硬化を予防するという。
③「御形(オギョウ(ゴギョウ))」 開花期に全草を天日乾燥し、咳、痰に煎服する。胃痛、悪心等の副作用があるので要注意。
④「繁縷(ハコベ)」 適宜全草を天日乾燥し、産後の浄血、催乳に煎服する。青汁と食塩で歯を磨けば歯槽膿漏を予防し、歯ぐきの出血を止める。
⑤「仏の座」 『本草綱目』によると胃腸に良いとされている。
⑥「菘(スズナ)(かぶら)」「蘿蔔(スズシロ)(だいこん)」 どちらも現代も重要な野菜とされ、葉にはビタミンA,ビタミンC,カルシウム等を多く含み、ガンの予防に高い効用がある。大根の汁は喉の渇きを止め、打撲、やけどに塗って効あり、種子は煎薬として健胃、去痰に用いられる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
-
- 五節供の楽しみ 七草・雛祭・端午・七夕・重陽
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 民俗
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000042811