レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/11/19
- 登録日時
- 2021/01/14 00:30
- 更新日時
- 2021/01/14 00:30
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-200037
- 質問
-
未解決
江北散士編『烏組隊長細谷十太夫』(昭和6年9月15日,江北書屋発行)の編輯兼発行者「桜田憲章」の没年を知りたい。
- 回答
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下記資料に「桜田憲章」に関する記述がありましたが,没年に関する記述は見あたりませんでした。※【 】内は当館請求記号です。
資料1 仙台市史編さん委員会編『仙台市史 通史編6』仙台市, 2008【K225/セ1-13/6】
pp.145-149「第三章 自由民権運動とジャーナリズムの展開」-「第三節 新聞・雑誌の発刊と発展」-「三 政社・政党と新聞・雑誌」の項のうち
p.145「一八八七年(明治二〇),大同団結運動が起こり演説会の開催が活発になってくると,政党機関紙を中心に新聞・雑誌の発行がふたたびさかんに行われるようになった。国分町の時論社は,桜田憲章を発行人として,一八八八年(明治二一)に雑誌『時論』を刊行した。」
p.148「機関紙を失った立憲改進党宮城支部は,一八九二年二月,『東北日報』を刊行した。党員で活版社社長の秋葉忠七が経営にあたり,編集長は桜田憲章,記者に菊田力治(定郷)などがいた。『東北日報』は一時は最多発行部数を誇ったが,一八九七年(明治三〇)一月に廃刊となり,これに代わって『河北新報』が創刊される。」
また,下記資料2-8を調査しましたが,関連する記述は見あたりませんでした。
資料2 仙台市史編さん委員会編『仙台市史 資料編6』仙台市, 2001【K225/セ1-13/15】
資料3 『角川日本姓氏歴史人物大辞典 4』角川書店, 1994【K288/カ9】
資料4 菊田定郷『仙台人名大辞書』続「仙台人名辞書」刊行会, 1981【K280/キ1-2】
資料5 宮城県史編纂委員会編『宮城県史 3』宮城県史刊行会, 1964【K201/ミ1/3】
資料6 渡辺信夫編『宮城の研究 6』清文堂出版, 1984【K200.8/ミ2/6】
資料7 伊藤清次郎[述]小西利兵衛編『電狸翁夜話』小泉智夫, 1990【K200.4/1-2】
資料8 河北新報社編『宮城県百科事典』河北新報社, 1982【K031/カ2/タ】
- 回答プロセス
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(1)資料1で「桜田憲章」に関する記述を確認。
(2)宮城県に関する事典や宮城県史,仙台市史等の資料2-8を確認したが,「桜田憲章」の没年に関する記述は見当たらなかった。
- 事前調査事項
- NDC
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- ジャーナリズム.新聞 (070 9版)
- 参考資料
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- 仙台市史編さん委員会/編. 仙台市史 通史編6. 仙台市, 2008.3【K225/セ1-13/エ6】:
- 仙台市史編さん委員会/編. 仙台市史 資料編6. 仙台市, 2001.9【K225/セ1-13/ウ15】:
- . 角川日本姓氏歴史人物大辞典 4. 角川書店, 1994.7【K288/カ9/イ】:
- 菊田定郷/著. 仙台人名大辞書. 続「仙台人名辞書」刊行会, 1981【K280/キ1-2/イ】:
- 宮城県史編纂委員会/編. 宮城県史 3. 宮城県史刊行会, 1964【K201/ミ1/オ3】:
- 渡辺信夫/編. 宮城の研究 6. 清文堂出版, 1984.7【K200.8/ミ2/6】:
- 伊藤清次郎/[述] 小西利兵衛/編. 電狸翁夜話. 小泉智夫, 1990.11【K200.4/イ1-2】:
- 河北新報社/編. 宮城県百科事典. 河北新報社, 1982【K031/カ2/ケタ】:
- キーワード
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- 桜田, 憲章(サクラダ, ノリアキ)
- 江北散士
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000292313