レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/12/19
- 登録日時
- 2024/01/20 00:30
- 更新日時
- 2024/01/20 00:30
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-230165
- 質問
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解決
松崎慊堂の門人であった仙台出身の二階堂道生という人物について記載がある資料を探している。
- 回答
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下記資料に二階堂道生に関する記述がありました。※【 】内は当館請求記号です。
資料1 松崎慊堂[著], 山田琢訳注『慊堂日暦』2, (東洋文庫 ; 213), 平凡社, 1972年【080/ト1/213】
文政10年12月14日条(p.141.)
「○二階堂道生、仙台栗原郡栗駒山下の人。竹中道悦を以て介となし、贄見して留塾を乞う。」
資料2 松崎慊堂[著], 山田琢訳注『慊堂日暦』3, (東洋文庫 ; 237), 平凡社, 1973年【080/ト1/237】
文政13年正月2日条「○青柳文庫の記」(pp.26-29.)のうち、
「ここに於て余の弟子の二階堂道生を介して羽沢の山に来り、石に記するの詞を請い、これを文庫の門に勒せんとす。」(p.27.)
天保3年6月8日条(p.258.)
「二階堂道生、この日塾を辞し、往きて樗園の門に寓し医を学ぶ。生は六年前来って余に従い、中ごろ余が門の石窓に従って游ぶ。また昌平学に寓し、去年敝塾に復帰す。温謹にして愛すべし。(後略)」
資料3 松崎慊堂[著], 山田琢訳注『慊堂日暦』4, (東洋文庫 ; 337), 平凡社, 1978年【080/ト1/337】
天保7年4月14日条(p.262.)
「二階堂生(居は長者町の小倉邸東南角対面に在り)を訪う。その居は甚だ佳くして、沽価はわずかに二十金、修理もまたただ九金を用いたるのみ。正斎の故妾を娶る。」
また、同名の人物に関する記述が下記資料にありましたので参考までにお知らせします。
資料4 宮城県史編纂委員会編『宮城県史』22, 宮城県史刊行会, 1962年【K201/ミ1/22】
「疫癘志」-「コレラ」-「仙台領の流行」-「安政五年」(pp.416-419.)の項のうち、
「(前略)「桜田日記」によると、九月十一日の項に、/コレラ病菖蒲田浜此節流行之由也/とあるのが最初で、十四日には二階堂道生・橘内三安が藩命によつて菖蒲田浜に出掛けたが、大代辺まで行つたところ、駕籠舁人足は病気を恐れ逃げ帰つたので甚だ迷惑したとある。(後略)」(pp.416-417.)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
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- 松崎/慊堂?[著] 山田 琢/訳注. 慊堂日暦 2. 平凡社, 1972.6【080/ト1/213】:
- 松崎/慊堂?[著] 山田 琢/訳注. 慊堂日暦 3. 平凡社, 1973.7【080/ト1/237】:
- 松崎/慊堂?[著] 山田 琢/訳注. 慊堂日暦 4. 平凡社, 1978.8【080/ト1/337】:
- 宮城県史編纂委員会/編. 宮城県史 22. 宮城県史刊行会, 1962【K201/ミ1/22】:
- キーワード
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- 二階堂, 道生(ニカイドウ, ドウセイ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000344955