レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023年07月18日
- 登録日時
- 2023/07/18 13:22
- 更新日時
- 2023/08/16 21:47
- 管理番号
- 県立長野-23-066
- 質問
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解決
筑摩郡小宮村「高山家文書」の原資料を見たい
- 回答
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調査済み資料『長野県史 通史編 第6巻』長野県編長野県史刊行会1989【215.2/ナガ/5-6】p.592にある筑摩郡小宮村は、現在の「松本市島内地区」に含まれる。
『松本市史 第2巻 歴史編2 近世』松本市編・刊 1995【N233/106/2-2】p.761-767に「六 寺社参拝と庶民の旅」の章があり、利用者調査済み資料の該当箇所にあたる「神仏巡拝と物見遊山をかねた旅の内容」と類似性が非常に高い内容だった。
この中に「高山家文書」の記述はないが、『松本市史』の編さん事業の中で収集された資料等を「松本市文書館」が所蔵していることから、文書館ホームページで公開されている文書目録(Excelデータ)を確認したところ、地域文書目録内に複数の「高山家文書(高山元衛家文書、高山三千彦家文書等)」が見つかった。
松本市文書館は誰でも利用できるが、希望する資料群や資料タイトルをメール事前連絡することを併せて紹介する。
- 回答プロセス
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1 調査済み資料の『長野県史 通史編 第6巻』該当箇所を確認。「筑摩郡小宮村高山家」の当主が神仏巡拝と物見遊山をかねた旅の内容が書かれているが、出典について記述がない。
2 筑摩郡小宮村について『松本市史 第4巻 旧市町村編2』松本市編・刊 1994【N233/106/4-2】で現在の地名を確認。松本市島内の一部とわかる。
3 『松本市史』で高山家文書について調べる。直接的な記述はなかったが、回答項目を発見する。
4 松本市には文書館があることからホームページを確認すると、閲覧が可能な文書目録が公開されていた。キーワード「高山家」で検索すると複数の文書がヒットしたため、利用方法等を文書館に確認し紹介した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090)
- 参考資料
- キーワード
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- 筑摩郡小宮村
- 松本市
- 高山家文書
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 所蔵調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000336051