レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年11月20日
- 登録日時
- 2017/11/20 13:54
- 更新日時
- 2021/01/07 17:30
- 管理番号
- 塩尻497
- 質問
-
解決
松本にかつて松本歩兵五十連隊という部隊があったのだが、訓練地はどこにあったのか知りたい。
- 回答
-
【資料1】p.121 「有明演習場」現在の安曇野市穂高有明にあったことがわかる。
【資料2】p.218 有明演習場の写真が載っている。
【資料3】p.92 「松本歩兵五〇連隊の誕生」についての項目あり。
p.93 「有明演習演習地の設置」についての項目あり。
【資料4】p.130~131 「有明演習場と軍事教練」の項目に、演習地は「有明村富田南原の一部桑畑・山蚕林を含む山林原野」という記述あり。
『信濃毎日新聞データベース』に以下4件の記事あり。(最終確認:2020.6.2)
【資料5】2013(平成25)年11月8日(金) 朝刊35ページ 社会1面
「特定秘密保護法案審議入り 60年前―県内演習地計画反対の住民 「反対運動…次は処罰」と不安 」
の記事内に「安曇野市と軽井沢町の演習地計画」についての記載あり
【資料6】1993(平成5)年12月3日(金) 朝刊37ページ 社会3面
他の訓練場として「松本・曙町公民館の建物 旧歩兵50連隊の毒ガス訓練場だった 歴史学者らが注目」との記事あり
【資料7】2019(令和元)年8月6日(火) 朝刊26ページ 中信2面
「旧陸軍歩兵第50連隊 射撃場(松本)」記事あり
【資料8】2019(令和元)年8月9日(金) 朝刊26ページ 中信2面
「有明演習地跡(安曇野)」についての記事あり
- 回答プロセス
-
「松本 歩兵」で検索しヒットした【資料1】【資料2】の目次を確認した。
穂高町有明(安曇野市穂高有明)にあったことが分かった。
↓
穂高町(当時。現、安曇野市穂高)の町史を確認。【資料3】
↓
信濃毎日新聞データベースで「松本 歩兵 訓練」のキーワードで検索したところ【資料5,6】の訓練地についての記事が見つかった。
↓
追記1:その後調査で【資料7,8】の記事を確認する(最終確認:2020.6.2)
【資料7】2019(令和元)年8月6日(火) 朝刊26ページ 中信2面
「旧陸軍歩兵第50連隊 射撃場(松本)」記事あり
【資料8】2019(令和元)年8月9日(金) 朝刊26ページ 中信2面
「有明演習地跡(安曇野)」についての記事あり
↓
追記2:レファレンス協同データベースで公開後、2021年1月に安曇野市図書館様から【資料4】にも記載があることをご紹介いただいた。
- 事前調査事項
-
明科(中信)かもしれない。ただし確証がない。
- NDC
-
- 中部地方 (215)
- 国防.軍事 (39)
- 参考資料
-
-
【資料1】堀越好雄 著『歩兵第五十聯隊史』 歩兵第五十聯隊史刊行会, 1984. (NDC:396.5)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001706433-00 (p.121 「有明演習場」現在の安曇野市穂高有明にあったという記述あり) -
【資料2】『長野県郷土部隊の記録 : 松本歩兵第五十聯隊・松本歩兵第百五十聯隊 写真集』 郷土出版社, 1980. (NDC:N391.2)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001517788-00 (p.218 有明演習場の写真掲載) -
【資料3】穂高町誌編纂委員会 編『穂高町誌 第3巻 歴史編 下』 穂高町誌刊行会, 1991. (NDC:N215.2)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I077161427-00 , ISBN 4876630070 (p.92 「松本歩兵五〇連隊の誕生」についての項目あり。
p.93 「有明演習演習地の設置」についての項目あり。) - 【資料4】上條 為人、中野 正実『思い出のアルバム安曇 大町市 北安曇郡 南安曇郡 (思い出のアルバム5)』郷土出版社, 1979. (NDC:N215.2) (p.130~131 「有明演習場と軍事教練」に演習地は「有明村富田南原の一部桑畑・山蚕林を含む山林原野」という記述あり。)
-
【資料5】『信濃毎日新聞データベース』2013(平成25)年11月8日(金) 朝刊35ページ 社会1面
「特定秘密保護法案審議入り 60年前―県内演習地計画反対の住民 「反対運動…次は処罰」と不安 」記事(最終確認:2020.6.2) (「安曇野市と軽井沢町の演習地計画」についての記載あり) -
【資料6】『信濃毎日新聞データベース』1993(平成5)年12月3日(金) 朝刊37ページ 社会3面
「松本・曙町公民館の建物 旧歩兵50連隊の毒ガス訓練場だった 歴史学者らが注目」記事(最終確認:2020.6.2) -
【資料7】『信濃毎日新聞データベース』2019(令和元)年8月6日(火) 朝刊26ページ 中信2面
「旧陸軍歩兵第50連隊 射撃場(松本)」記事(最終確認:2020.6.2) -
【資料8】『信濃毎日新聞データベース』2019(令和元)年8月9日(金) 朝刊26ページ 中信2面
「有明演習地跡(安曇野)」についての記事(最終確認:2020.6.2)
-
【資料1】堀越好雄 著『歩兵第五十聯隊史』 歩兵第五十聯隊史刊行会, 1984. (NDC:396.5)
- キーワード
-
- 歩兵第五十聯隊
- 有明演習場
- 訓練場
- 演習地
- 穂高町
- 照会先
- 寄与者
-
- 安曇野市図書館様
- 備考
- 調査範囲としては、簡単な事実がわかればよい程度。本を出版するにあたり、史実を確かめたい、とのこと。
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000225206