レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023年11月30日
- 登録日時
- 2024/01/26 14:58
- 更新日時
- 2024/01/26 14:58
- 管理番号
- 千県中参考-2023-07
- 質問
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解決
19世紀のフランス貨幣「フラン」は現代の日本でいくらか。
- 回答
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【資料1】【資料2】に、1フラン当たり金0.29グラムの価値があることが記載されています。
2023年11月30日現在の1グラム当たりの金価格の相場を【資料3】より約9,700円*として計算すると、1フランは、0.29×9,700=2,813円相当となります。
*金価格の相場は、毎日変動しているため、その都度確認する必要があります。
【資料1】『フランの歴史』(アンドレ・ヌリス著 白水社 1971)
p63に、「1フランは純分1000分の900の金322.5ミリグラム-すなわち純金290.33ミリグラム-に相当」と記述されています。
【資料2】『世界の通貨』(滝沢健三共著 日本関税協会 1979)
p57に、「フランの価値は、純分10分の9の銀5グラム、または純分10分の9の金322.58ミリグラム、と規定された」と記述されています。
【資料3】「主要相場」(『日本経済新聞』2023年11月30日朝刊) p21
金(99.99%以上、1グラム)の価格の項目に「9,691円-9,701円」と掲載されています。
- 回答プロセス
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1 千葉県立図書館ホームページ「図書・雑誌・視聴覚資料検索」を全項目「貨幣 フランス」で検索
【資料1】を発見。
2 日本十進分類法「337」(貨幣、通貨)の書架を探索
【資料2】を発見。
3 現在の金価格の相場を確認するために、新聞記事【資料3】を確認。
- 事前調査事項
- NDC
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- 貨幣.通貨 (337 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】『フランの歴史』(アンドレ・ヌリス著 白水社 1971)(9101656746)
- 【資料2】『世界の通貨』(滝沢健三共著 日本関税協会 1979)(9101657940)
- 【資料3】「主要相場」(『日本経済新聞』2023年11月30日朝刊) p21
- キーワード
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- 貨幣制度-フランス(カヘイセイド フランス)
- フラン
- 金貨(キンカ)
- 通貨(ツウカ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000345490