レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/03/13
- 登録日時
- 2015/03/15 00:30
- 更新日時
- 2015/03/17 09:05
- 管理番号
- 千県東-2014-0015
- 質問
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解決
縄文時代の環状集落の分布の載っている資料が見たい。
- 回答
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以下を提供。
・『縄文「ムラ」の考古学』(川崎保編 雄山閣 2006)【資料1】
p135 長野県の遺跡分布の図あり。
・『環状集落と縄文社会構造』(谷口康浩著 学生社 2005)【資料2】
p3図:縄文時代中期の遺跡分布密度の地域格差の図、
p43図:大栗川・乞田川流域における中期集落の分布状態と環状集落への集中度、
p48「環状集落の地理的分布が東日本にほぼ限定されることも人口密度との相関関係を端的に表しており、近畿地方以西の西日本および北海道では希薄または皆無である。」の註に北限と西限に関する記述あり。
p194表:関東地方南西部に展開する中期中葉勝坂式期~後葉賀曽利E式期の集落遺跡の中で特に大規模かつ長期継続的で累積する住居数が突出した環状集落を拠点集落として選定したその概要、
p253表:環状集落の地域別・時期別集計、
p254表:関東南西部における集落密度と環状集落数あり。
・『縄文時代集落の研究』(鈴木保彦著 雄山閣 2006)【資料3】
p88表:長野県・山梨県・神奈川県・東京都・埼玉県における縄文時代の住居址数、集落址数、規模別集落址数一覧表。住居址数一覧表。集落址数一覧表。規模別集落址数一覧表あり。
・『地域と文化の考古学 1』(明治大学文学部考古学研究室編 六一書房 2005)【資料4】
「下総台地における中期中葉から後葉期の拠点集落の様相」に下総台地(千葉県)における中期中葉~後葉の拠点集落の表あり。
・『図解・日本の人類遺跡』(小野昭編 東京大学出版会 1992)【資料5】
p90「6 住居と集落」に記述あり。
その他、
・『ムラと地域の考古学』(林謙作編 同成社 2006)(東部)
p71大宮台地中期後半遺跡分布図
・『考古学の世界2 古代を拡大する 関東・中部』(ぎょうせい 1993)(東部、西部)
p6 図:関東中部地方の遺跡
・『縄文文化の研究 8 社会・文化』(加藤晋平編 雄山閣出版 1995)(東部、中央、西部)
p137 図:竪穴式大型住居址の分布図
・『国立歴史民俗博物館研究報告』第172集 東アジア先史時代の定住化過程の研究 (国立歴史民俗博物館2012.3)
p446 縄文集落データベース(ホームページでも閲覧可能)※現在は縄文・弥生集落遺跡データベースとして公開されている。
- 回答プロセス
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該当分野の資料をブラウジング。
- 事前調査事項
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『縄文時代研究事典』(戸沢充則編 東京堂出版 1994)(中央、西部、東部)によれば
「縄文時代の典型的な集落遺跡は、中央の広場を囲んで住居跡が環状に配置されたものであって、環状集落あるいは、馬蹄形集落とも呼ばれる。・・・この中央に広場をもつ集落形態こそが,縄文時代を他の時代の集落遺跡と区別する最大の特徴となっている。・・・」とある。
[文献]後藤和民「縄文集落論」論争・学説日本の考古学2 1988 雄山閣
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】『縄文「ムラ」の考古学』(川崎保編 雄山閣 2006)(2101909445)
- 【資料2】『環状集落と縄文社会構造』(谷口康浩著 学生社 2005)(2101795415)
- 【資料3】『縄文時代集落の研究』(鈴木保彦著 雄山閣 2006)(2101909436)
- 【資料4】『地域と文化の考古学 1』(明治大学文学部考古学研究室編 六一書房 2005)(2101825819)
- 【資料5】『図解・日本の人類遺跡』(小野昭編 東京大学出版会 1992)(2100172487)
- キーワード
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- 縄文時代(ジョウモンジダイ)
- 環状集落(カンジョウシュウラク)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 一般
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000169004