レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009年12月21日
- 登録日時
- 2014/03/27 00:30
- 更新日時
- 2014/12/14 00:46
- 管理番号
- A0024
- 質問
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解決
人権についてのグループ学習を予定しているので資料の準備をお願いします。(中学校3年社会の授業)
あらかじめ設定したテーマは以下のもの。死刑制度の是非・靖国神社参拝問題・君が代問題・外国人の選挙権・女性の仕事と子育て・夫婦別姓・知的障害者の統合教育・犯罪事件における実名報道について・安楽死、尊厳死について・空港の騒音問題。事前に設定したテーマについて、簡単に自分の考えを書き、どちらの立場に現在あるかを記入してもらったうえで、自分が調べてもいいテーマをいくつかあげさせて、先生がそれをもとにグループを決定。生徒は自分達が選んだテーマについて本とインターネットを使って調べて、発表する予定とのこと。
- 回答
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自館にあるものと、公共図書館から借りてきて、資料は提供した。グループごとに調べるので、資料はテーマごとにかごに入れ、かごに資料一覧を掲示。騒音に関する資料はなかったので、インターネットで資料を探してもらった。
『男と女これまで、これから;ジェンダーフリーの絵本4』(中嶋みさき文 もりお勇絵 大月書店 2001)
全6巻のジェンダー・フリー絵本の中の1一冊。この巻では特に歴史を遡り、女性と男性がどのような役割分担をしてきたのかを振り返ります。その時々にいろいろな生き方をしてきた男と女。歴史のなかでつくられてきた姿は、また作り替えることも可能だと示唆している絵本です。
『「悪いこと」したらどうなるの?』(藤井誠二(著) マンガ:武富健治 理論社 2008)
子どもが万一「犯罪」を犯したらどうなるのかを子どもたちだってきちんと知るべきなのでは…という視点できちんと書かれた本です。大人達には知らせる義務が、そして子どもには知る権利がある。「少年犯罪」の当事者としてではない私たちも知るべきこと、考えなくてはいけないことがある。死刑制度もしかり。
『世界を信じるためのメソッド;ぼくらの時代のリテラシー』(森達也(著) 理論社 2006)
私たちの世界観は、実はメディアによって作られている。だからこそ、メディアはとても大切だが、同時にメディアは誤った情報を流すこともある。時にはそれが意図的であることも。そんなメディアとどうつきおあっていけばいいのか、中学生にわかることばで語る好著。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 家族問題.男性.女性問題.老人問題 (367)
- 教育課程.学習指導.教科別教育 (375)
- 参考資料
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中嶋みさき文 もりお勇絵. 男と女これまで、これから;ジェンダーフリーの絵本4. 大月書店 2001
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002974722-00 , ISBN 427240444X -
藤井誠二 著. マンガ:武富健治. 「悪いこと」したらどうなるの? . 理論社 2008
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009314207-00 , ISBN 9784652078334 -
森達也 著. 世界を信じるためのメソッド;ぼくらの時代のリテラシー. 理論社 2006
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008386464-00 , ISBN 4652078218
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中嶋みさき文 もりお勇絵. 男と女これまで、これから;ジェンダーフリーの絵本4. 大月書店 2001
- キーワード
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- 人権
- ジェンダー
- 社会科教育
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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東京学芸大学「先生のための授業に役立つ学校図書館活用データベース」
A0024 中学校3年社会事例
上記リンク先には、学習指導案 ブックリスト掲載。
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 教員
- 登録番号
- 1000151280