レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009/12/03
- 登録日時
- 2010/02/13 02:13
- 更新日時
- 2010/02/13 02:13
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-090201
- 質問
-
解決
中華料理を食べるときに使う「レンゲ」は、なぜ「レンゲ」というのか。
- 回答
-
「レンゲ」は通称であり、もともとは「散蓮華(チリレンゲ)」と言う。形が散った蓮の花の形に似ていることが名前の由来となっている。
- 回答プロセス
-
資料1に「レンゲ」の項目無し。資料2,3ではいずれも「レンゲ」は蓮華草について記載。
資料4のp.251「匙子」の項目に「湯匙(調羹)は、ちりれんげをいう。」と記載があり、あらためて「ちりれんげ」で調査した。
資料1のp.208に「ちりれんげ」の項目あり。
語源「匙の形が散ったハスの花弁の形ににているところから出たもの」
資料2のp.1845に「ちり-れんげ(散蓮華)」の項目あり。
「散った蓮華の花弁に似た形の陶製の匙。れんげ」
資料3のp.164「ちり-れんげ(散蓮華)」の項目あり。
「散った蓮の花」の「形が似ているところから柄の短い、小さな陶製もしくは金属製のさじ。れんげ」
資料4のp..251「匙子」の項目あり。
「湯匙(調羹)は、ちりれんげをいう」
あわせて蓮の花の写真が掲載されていた資料5も見てもらう。
【参考資料】
資料1:衣食住語源辞典. 吉田 金彦編. 東京堂出版, 1996.9【812/1996.9/R】
資料2:広辞苑 [2]. 新村出編. 岩波書店, 2008.1【813.1/2008.1/2R】
資料3:日本国語大辞典 第9巻. 小学館国語辞典編集部編集. 小学館, 2001.9【813.1/2000.Z/9R】
資料4:中国食文化事典. 木村 春子[ほか]編著. 角川書店, 1988.3【383.8/チ2/R】
資料5:花の名前の手帖 夏編. 夏梅 陸夫写真と文. シンク, 2001.8【470.38/2001.4/2R】
- 事前調査事項
- NDC
-
- 食品.料理 (596 9版)
- 参考資料
-
- 1 衣食住語源辞典 吉田 金彦/編 東京堂出版 1996.9 812/1996.9/R
-
2 広辞苑 [2] 新村/出∥編 岩波書店 2008.1 813.1/2008.1/2R -
3 日本国語大辞典 第9巻 小学館国語辞典編集部/編集 小学館 2001.9 813.1/2000.Z/9R -
4 中国食文化事典 木村 春子/[ほか]編著 角川書店 1988.3 383.8/チ2/R -
5 花の名前の手帖 夏編 夏梅 陸夫/写真と文 シンク 2001.8 470.38/2001.4/2R
- キーワード
-
- レンゲ
- 散蓮華
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 小中学生
- 登録番号
- 1000063242