レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年12月16日
- 登録日時
- 2022/02/21 16:47
- 更新日時
- 2022/04/05 09:49
- 管理番号
- 関大総図 21B-13J
- 質問
-
解決
桂離宮、または修学院離宮が現在のように一般に向けて公開されたのは
いつなのか知りたい。
- 回答
-
①
宮内庁ウェブサイトにて公開されている報告書『京都事務所 年報』2に掲載されている
>>「御所・離宮における参観の拡充について」
という報告内に、参観の沿革が記載されています。
当該ページ https://www.kunaicho.go.jp/event/kyotonenpo/kyoto-nenpo-index.html
ファイル https://www.kunaicho.go.jp/event/kyotonenpo/pdf/r02/2-5.pdf
【最終アクセス2022/02/28】
②
制限が大幅に緩和され、広く公開(許可)されるようになったことを報じる新聞記事がありました。
>> 読売新聞 1936(昭和11)年8月30日夕刊 3面
「広く一般国民にも御苑拝観差許さる きょう宮内省の発表」
本学契約データベース「ヨミダス歴史館」で閲覧可能です。
③ ご参考まで
国立国会図書館デジタルコレクションにてインターネット公開
>>『拝観録 : 御府・正倉院・宮城・御苑・御所・離宮・其他』[宮内省大臣官房総務課]
1933.11
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1454603
【最終アクセス2022/02/28】
制限(拝観資格)や規則が厳しかった頃の発行物です。それらについて詳細な記述(服装規定など)があります。
- 回答プロセス
-
検索キーワードに当時の省名「宮内省」(現在の庁名「宮内庁」ではなく)を使用することでヒットした。
それを入れないと、現在の観光情報やブログが中心で、ノイズが多く見つからない。
『京都事務所年報』の記事は各種記事検索データベースにも収録されておらず、ウェブ検索でしか見つからなかった。
- 事前調査事項
-
『桂離宮 : 様式の背後を探る』『わが数寄なる桂離宮 : 時のかなたからの証言』などを参照済み。
- NDC
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- 建築学 (520)
- 参考資料
- キーワード
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- 桂離宮
- 修学院離宮
- 建築
- 拝観
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 学部生
- 登録番号
- 1000312303