レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年10月19日
- 登録日時
- 2015/10/19 23:31
- 更新日時
- 2015/12/25 19:29
- 管理番号
- 20151019-6
- 質問
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解決
アーユルヴェーダに関する簡単な読みやすい本を探している。
- 回答
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高橋和巳『アーユルヴェーダの知恵 : 蘇るインド伝承医学』講談社,1995.2 本館所蔵:(中央)4階文庫・新書 一般図書 000 - 講談社現代新書 - 1237 02019137 を紹介。
- 回答プロセス
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本学OPACで キーワード:アーユルヴェーダ で検索。
8件がヒットしたので、利用者に確認し、回答欄の講談社現代新書の配置場所を紹介した。
アーユルヴェーダとは、
「インドの伝承医学。生理機能のバランスを整え、自然治癒力を高めることに主眼を置く。エステティックサロンなどでも取り入れられている。」(デジタル大辞泉:2015年12月21日確認)
インドの伝承医学。アーユルは長寿、ベーダは知識という意味で、生命(健康)の科学である。発祥はおよそ3000年前で、四つのベーダのうちもっとも新しい『アタルバ・ベーダ』Atharva-vedaのなかには数多くの医薬が登場する。その後、サーンキヤSmkyaをはじめとする哲学の影響を受け、呪術(じゅじゅつ)医学から脱却し、紀元前500年ごろに合理経験医学として完成された。『アーユルベーダ』では三つのドーシャDos、すなわちバーユVyu(風)、ピッタPitta(熱)、カパKapha(冷)の均衡が保たれているときは健康であるとし、生薬などによって均衡を図るのが治療の原則で、医師は食事指導を第一とする。現在インドでは100を超す5年制の大学でこれの教育と研究が行われており、卒業と同時にバイディヤVaidyaの称号が与えられ、西洋医とともにインド医療の担い手となっている。[幡井 勉]
『大地原誠玄訳稿『スシュルタ本集』(1971・臨川書店) ▽クトムビア著、幡井勉・坂本守正訳『古代インド医学』(1980・出版科学総合研究所) ▽J・F・ダスター著、伊藤和洋訳編『インドの自然療法――アユルベーダ医学の実際』(1982・本郷企画)』
(日本大百科全書(ニッポニカ):2015年12月25日確認)
https://kotobank.jp/word/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%A6%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%80-420645#E5.A4.A7.E8.BE.9E.E6.9E.97.20.E7.AC.AC.E4.B8.89.E7.89.88
- 事前調査事項
- NDC
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- 医学 (490 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- アーユルヴェーダ
- 医学
- 歴史
- インド
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000182567