レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/05/16
- 登録日時
- 2021/03/31 00:30
- 更新日時
- 2021/03/31 00:30
- 管理番号
- 参調 20-0017
- 質問
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解決
未就学児から高校生までの睡眠実態、および睡眠問題と学校生活のかかわりについて調べたい。
・その質問の出典や情報源、調査済み事項など
①厚生労働省第4回21世紀出生児縦断調査結果の概況
②平成27年版子供・若者白書(全体版)
③第1回子ども生活実態基本調査報告書(ベネッセ研究所)参照済み。
- 回答
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所蔵している生活・教育関係の統計資料を調査し、次の資料が確認できた。
1.『教育アンケート調査年鑑 2019』(創育社 2019.6) p451-526「子どもの生活状況等に関する調査報告書 平成30(2018)年3月」(さいたま市子ども未来局)
調査対象者:5歳、小学5年生、中学2年生、16歳+各年齢の保護者
起床、就寝の各時間についてのグラフあり。
2.『教育アンケート調査年鑑 2017』(創育社 2017.7) p67-106「幼児の生活アンケート調査<第5回/2015年調査>」(ベネッセ教育総合研究所)
調査対象者:首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)の0歳6か月~6歳就学前の乳幼児をもつ保護者
起床、就寝の各時間についてのグラフあり。
3.『教育アンケート調査年鑑 2014 下』(創育社 2014.10) p473-477「子供の生活習慣に関するアンケート調査<2014年3月調査>」(株式会社サン・クロレラ)
調査対象者:小学生の子供をもつ女性
起床、就寝、睡眠の各時間についてのグラフあり。
4.『教育アンケート調査年鑑 2011 上』(創育社 2011.6) p283-286「子どもの寝る時間帯アンケート調査<2010年11月>」(株式会社バンダイ)
調査対象者:0歳~12歳の子の保護者
就寝時間についてのグラフあり。
5.『社会生活基本調査報告 平成28年第1巻 全国・地域生活時間編』(総務省統計局 2018.3)
調査対象者:全国の世帯から無作為に抽出した約8万3千世帯にふだん住んでいる10歳以上の世帯員
5年1回刊。全国および地域ごとの調査結果を掲載している。男女、年齢、在学ごとに睡眠時間を確認できる。
6.『社会生活基本調査報告 平成28年第3巻 詳細行動分類による生活時間編』(総務省統計局 2018.8)
調査対象者:全国の世帯から無作為に抽出した約5千世帯にふだん住んでいる10歳以上の世帯員
5年1回刊。全国および地域ごとの調査結果を掲載している。男女、年齢ごとに睡眠関連行動として「睡眠」「うたたね」「療養」時間を確認できる。
7.『国民生活時間調査 2015』(NHK出版 2016.3)
調査対象者:10歳以上の国民。「層化無作為2段抽出法」によって、調査相手を抽出
5年1回刊。全国の調査結果を掲載している。男女、年齢、在学ごとに睡眠時間を確認できる。
8.『国民生活時間調査報告書 2015年』(NHK放送文化研究所(世論調査部) 2016.2)
調査対象者:全国10歳以上の国民。住民基本台帳から層化無作為2段抽出
p47-48「4.睡眠と食事」に全国の調査結果を掲載している。男女、年齢、在学ごとに睡眠時間を確認できる。
9.『日本人の生活時間 2010』(NHK出版 2011.12)
NHKがおこなっている『国民生活時間調査』について分析を加え、読みやすい形にした資料。
p31-33「3章 必需行動 (1)睡眠」に睡眠時間についての記述があるほか、p144-171「5章 睡眠」の項では、教育現場の動向に触れつつ睡眠時間の変化について分析されている。
また、掲載データは古いが参考になる資料として以下の雑誌記事も紹介。
10.『モノグラフ・小学生ナウ』第11巻第11号通巻129号(福武書店 1981)
p40-43に就寝時間と受験勉強の関連についての分析あり。
11.『モノグラフ・高校生』通巻18号(福武書店 1986)
p34-35に睡眠時間と将来の進路の関連についての分析あり。
12.『モノグラフ・高校生』通巻58号(ベネッセコーポレーション 2000)
p24-25に起床・就寝時間と成績の関連についての分析あり。
p34-36に睡眠時間と部活動・成績の関連についての分析あり。
13.『教育と情報』通巻408号(第一法規出版 1992)p2-7「受験勉強に熱くならなくなった高校生」
NHKがおこなっている『国民生活時間調査』をもとに、高校生の生活を時間の使い方から分析している。
このほかgoogleで「学校生活×睡眠」で検索したところ、「睡眠を中心とした生活習慣と子供の自立等との関係性に関する調査の結果(文部科学省HP)」(https://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/katei/1357460.htm)がヒット。
国立国会図書館サーチ、CiNiiを使って「子ども」「睡眠」「学校」「生活時間」等のキーワードで論文検索ができることもあわせて紹介し、回答とした。
[回答プロセス]
・レファレンス協同データベースにて「睡眠時間」で検索。種々の調査資料にて生活時間に含まれていることが分かったため、「生活時間」でも検索。参考資料のうち当館で所蔵が確認できたものを調査。
・「生活時間」「児童×調査×報告」等のキーワードで所蔵資料検索。
・magazineplusで「生活時間×高校」「生活時間×児童」「生活時間×幼児」等のキーワードで検索。
・「学校生活×睡眠」でgoogle検索、文部科学省の調査報告書がヒット。
- 回答プロセス
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回答に記載
(参考資料)
1 子供・若者白書 平成27年版 内閣府?編集 日経印刷(印刷) 2015.7 367.61/KO/H27 ;
2 ニッポン人の生活時間データ総覧 2006年版 日本能率協会総合研究所?編集 生活情報センター 2006.5 365.5/NI/H18 ;
3 子どもたちの生活世界 青少年文化研究会?[編] 伊藤忠記念財団 1996 371.45/KO ;
(使用ツール)
google
(インターネット)
「睡眠を中心とした生活習慣と子供の自立等との関係性に関する調査の結果(文部科学省HP)」(https://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/katei/1357460.htm 2020.5.16確認)
- 事前調査事項
- NDC
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- 教育 (370 7版)
- 参考資料
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- 1 教育アンケート調査年鑑 2019 「教育アンケート調査年鑑」編集委員会?編 創育社 2019.6 370/KY/R1
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2 教育アンケート調査年鑑 2017 「教育アンケート調査年鑑」編集委員会?編 創育社 2017.7 370/KY/H29 -
3 教育アンケート調査年鑑 2014下 「教育アンケート調査年鑑」編集委員会?編 創育社 2014.10 370/KY/H26-2 -
4 教育アンケート調査年鑑 2011上 「教育アンケート調査年鑑」編集委員会?編 創育社 2011.6 370/KY/H23-1 -
5 社会生活基本調査報告 平成28年第1巻 全国・地域生活時間編 総務省統計局?編集 総務省統計局 2018.3 365.5/SO/H28-1 -
6 社会生活基本調査報告 平成28年第3巻 詳細行動分類による生活時間編 総務省統計局?編集 総務省統計局 2018.8 365.5/SO/H28-3 -
7 国民生活時間調査 2015 NHK放送文化研究所?編 NHK出版 2016.3 365.5/NI/H27 -
8 国民生活時間調査報告書 2015年 NHK放送文化研究所(世論調査部) 2016.2 365.5/NI/H27 -
9 日本人の生活時間 2010 NHK放送文化研究所?編 NHK出版 2011.12 365.5/NI/H22 -
10 モノグラフ・小学生ナウ 第11巻第11号通巻129号 福武書店 1981 Z201 -
11 モノグラフ・高校生 通巻18号 福武書店 Z201 -
12 モノグラフ・高校生 通巻58号 ベネッセコーポレーション Z201 -
13 教育と情報 / 文部省大臣官房情報処理課編集 通巻408号 文部省大臣官房情報処理課 第一法規出版 1973.4-2001.3 Z201
- キーワード
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- 生活状況
- 睡眠実態
- 未就学児
- 高校生
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事項調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000296011