レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年08月07日
- 登録日時
- 2014/11/16 09:30
- 更新日時
- 2014/11/18 10:43
- 管理番号
- 千県中児童-2014-8
- 質問
-
解決
20年くらい前に読んだ絵本を探している。
・子牛と女の子とお父さんが出てくる。
・女の子が子牛を育てていたが、その子牛がけがをしたため売らなければならなくなってしまう。
・最後その子牛が死んでしまう。
- 回答
-
条件に該当する絵本はみつからなかったが、読み物で次のとおり類似作品があった。
(1)『よっ子ちゃんと子牛』(高橋昭作 たかしたかこ画 佼成出版社 1980)読み物
よっ子ちゃんは子牛を大事に育てていたが、ある日子牛が売られていき、ひどく落ち込む。お父さんに頼んで、子牛をまた買い戻してもらう。
(2)『子うしのハナベエ日記』(金田喜兵衛作 ひくまの出版 1992)読み物
1992年課題図書。主人公男の子・健一。子牛のハナベエが足をけがして、知り合いにもらわれていく。カラー挿絵あり。
(3)『かえってきた子牛』(岩崎京子著 金の星社 1978)読み物
主人公男の子・仁。子牛のムウ子を飼うが、牛市で売られてしまう。ムウ子は売られた先から帰ろうとして途中で死んでしまう。
(4)『子うしのはなし』(花岡大学さく PHP研究所 1987)読み物
教科書掲載。主人公男の子・心平。子牛が売られて、貰われていった先をみつけて会いに行く。
(5)『伊藤永之介童話作品集 マキの子牛』(伊藤永之介著 無明舎出版 2010)読み物
主人公男の子。子牛が売られていくところ、牛殺しにつかまりそうになるが、逃げて泥の中に落ち助かる。
後日(2)『子うしのハナベエ日記』だったことがわかった。
- 回答プロセス
-
調査した資料
(インターネット)
・NDLサーチ「児童資料」及び レファレンス協同データベース
「仔牛」「子牛」「子うし」「こうし」「子 牛」で検索
・絵本ナビ 「牛」「死」
・神奈川県立総合教育センター 小学校国語教科書題材データベース
「牛」「うし」
(図書)
・『テーマ・ジャンルからさがす物語・お話絵本』『日本の物語・お話絵本登場人物索引』等(DBジャパン)「うし」「こうし」「死」「農業・農家」
・『本の探偵事典 どうぶつの手がかり編』(フェリシモ)「うし」
・『主人公別リスト2』(児童図書館研究会)「うし」
・『絵本の住所録』(法政出版)「うし」
職員等に聞き取りし、読んだことがないか尋ねた。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 児童文学研究 (909 9版)
- 参考資料
-
- 『よっ子ちゃんと子牛』(高橋昭作 たかしたかこ画 佼成出版社 1980)|9600178360
- 『子うしのハナベエ日記』(金田喜兵衛作 ひくまの出版 1992)|9600236446
- 『かえってきた子牛』(岩崎京子著 金の星社 1978)|9600084068
- 『子うしのはなし』(花岡大学さく PHP研究所 1987)|9600514641
- 『伊藤永之介童話作品集 マキの子牛』(伊藤永之介著 無明舎出版 2010)|0600393058
- キーワード
-
- ストーリーレファレンス
- 絵本
- 牛
- 読み物
- 物語
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000162257