レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011.12.25
- 登録日時
- 2011/12/25 14:55
- 更新日時
- 2016/10/09 14:23
- 管理番号
- 111225002
- 質問
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解決
ティシュペーパーのポップアップ方式について。
ポップアップは米国のアンドリュー・オルセンというシカゴの発明家が発明したという記述がインターネット上にあるがその裏づけや詳しいエピソードなどを知りたい。
- 回答
-
1921年シカゴの発明家 アンドリュー・オルセンが、ポテトチップスを食べるときに、一枚のチップにもう一枚くっついて出てきたのを見て思いついたという。
出典
“人力検索はてな”のQ&Aのページ(http://q.hatena.ne.jp/1201511483) (2016/10/9 確認)
以下2012/9/1に更新
"group genius" by Keith sawyer/ (邦訳本 『凡才の集団は孤高の天才に勝る』 キース・ソーヤー著)によれば 1921年にシカゴの発明家Andrew Olson(アンドリュー・オルソン)がポップアップティシューボックスを発明したとある。
(In 1921, Andrew Olson, the chicago inventor, invented the pop-up tissue box.)
また "the bathroom companion" by james Buckley Jr. には ポップアップボックスは1921年Andrew Olsen によって発明されたとある.
(the pop-up box that dispenses most facial tissue was invented by Andrew Olsen in 1921)
- 回答プロセス
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①インターネット情報を確認するも、それ以上の情報は得られず。
②所蔵図書でティシュの歴史を確認するも、ポップアップの歴史について詳しく触れられているものは発見できなかった。
③レファ協のコメントにより牛久市立中央図書館様よりインターネット上のオルセンのエピソードをご教示いただく
④一般公開後、和歌山大学図書館様よりオルソン(オルセン)およびポップアップについて書かれている『凡才の集団は孤高の天才に勝る』と"the bathroom companion" についてご教示いただく。
- 事前調査事項
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インターネット上の情報「ティシュについて」より
black.handai-vbl.net/~09team04/patent.ppt(2012/7/26 確認)
ポップアップは米国のアンドリューオルセンというシカゴの発明家が発明した。
1924年キンバリークラークが クリネックスを発売する。
1928年オルセンのポップアップ方式をクリネックスが採用する。
- NDC
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- パルプ.製紙工業 (585 9版)
- マーケティング (675 9版)
- 研究法.指導法.技術教育 (507 9版)
- 参考資料
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- 『モノづくり解体新書』2の巻 日刊工業新聞社 1992.9
- 『十條キンバリー25年史』 十條キンバリー 1988.12
- "Group genius" The creative power of collaboration / by Keith sawyer/ Basic books/ 2008
- 『凡才の集団は孤高の天才に勝る』 キース・ソーヤー著/ ダイヤモンド社/ 2009.3
- "the bathroom companion" by james Buckley Jr./Quirk books/2005
- キーワード
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- ポップアップ
- ティシュ
- ティシュペーパー
- 包装
- 特許
- アンドリュー・オルソン (Andrew Olson)
- 発明
- アンドリュー・オルセン (Andrew Olsen)
- 照会先
- 寄与者
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- 牛久市立中央図書館
- 和歌山大学図書館
- 備考
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既に解決済として一般公開させていただきましたが、オルセンがポテトチップを食べる時にポップアップを思いついたという事情はインターネット情報のみですので引き続き情報を募集しています。何かご存じの方は参加館一般の方を問わず、当館までコメントをいただければと思います。
2016/10/9インターネット事項について確認
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 団体
- 登録番号
- 1000099013