レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008年02月25日
- 登録日時
- 2010/12/22 12:11
- 更新日時
- 2014/04/05 13:07
- 管理番号
- R00-155
- 質問
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解決
ベートーヴェンとメトロノームの関係について知りたい。
- 回答
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下記の図書を案内した。
・『ニューグローヴ世界音楽大事典』第18巻
*「メトロノーム」の項目に、「ヨハン・ネポムク・メルツェルが、”メトロノーム”の名称でこの器械の特許権を取得した」「初めてメルツェルのメトロノーム表示を用いた重要な作曲家はベートーヴェンであった」との記述がある。また「メルツェル」の項目には、ベートーヴェンとの関係について記述されている。
・『ベートーヴェン大事典 / バリー・クーパー』
・『西洋音楽演奏史論序説 : ベートーヴェンピアノ・ソナタの演奏史研究 / 渡辺裕著』
・『プレスティッシッシモ : 音楽とテンポ / グレーテ・ヴェーマイヤー著』
・『ザ・ベートーヴェン / 門馬直美著』
- 回答プロセス
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1)『ニューグローヴ世界音楽大事典』第18巻を確認。「メトロノーム」と「メルツェル Maelzel」の項目に、ベートーヴェンとの関係について記述されていた。
2)ベートーヴェンに関する参考図書の中から、「メトロノーム」または「メルツェル」について記述されているものを探したところ、『ベートーヴェン大事典 / バリー・クーパー』の人名索引でp.306に「メルツェル」について記述されていることを確認。p.221からp.222にわたって、メトロノームについての記述があった。
3)OPACでキーワードに「メトロノーム」、「メルツェル」と入力し、検索したが、該当資料はヒットせず。(2014/02/12確認)
4)WebcatPlusの一致検索で「メトロノーム ベートーヴェン」と入力し、関連する下記の資料がヒットした。(2014/02/12確認)
①『西洋音楽演奏史論序説 : ベートーヴェンピアノ・ソナタの演奏史研究 / 渡辺裕著』
第2部 テンポ観の変化とメトロノーム記号の伝承 -第6章 メトロノーム記号とテンポの「近代化」、第7章 ベートーヴェンのメトロノーム記号の受容史 (p.184-p.256)
②『プレスティッシッシモ : 音楽とテンポ / グレーテ・ヴェーマイヤー著』
4 さまざまなテンポのとりかた -f. メルツェルのメトロノーム (p.49-p.64)
③『ザ・ベートーヴェン / 門馬直美著』
第6話 「メルツェルさん、さようなら」 - メトロノーム考 (p.109-p.120)
- 事前調査事項
- NDC
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- 音楽史.各国の音楽 (762 9版)
- 参考資料
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- ニューグローヴ世界音楽大事典. 講談社, 1994-1995, 第18巻.(WT00-480)[参 MA]
- ベートーヴェン大事典. クーパー,バリー. 平凡社, 1997. (WS01-493)[参MB]
- 西洋音楽演奏史論序説: ベートーヴェンピアノ・ソナタの演奏史研究. 渡辺裕. 春秋社, 2001. (WR03-701)
- プレスティッシッシモ : 音楽とテンポ. ヴェーマイヤー,グレーテ. 音楽之友社, 1991.(WR01-419)
- ザ・ベートーヴェン. 門馬直美. 春秋社, 1987.(WR91-446)
- キーワード
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- Beethoven ベートーヴェン
- Maelzel メルツェル
- メトロノーム
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 同窓生
- 登録番号
- 1000075857