レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20030418
- 登録日時
- 2005/02/04 02:12
- 更新日時
- 2012/04/09 14:02
- 管理番号
- K2003F0586
- 質問
-
未解決
「1日1回自分をほめよう、1日10回大笑いしよう、1日百回深呼吸しよう、1日千字字を書こう、1日1万歩歩こう」という標語がWHOから発表されたかどうか知りたい。
- 回答
-
ご照会の内容について、関連があると思われるWHOの下記文献(オンラインを含む)やサイト、国立国会図書館雑誌記事索引を調査いたしましたが、WHOによる、該当する表現は見当たりませんでした。< >内は当館請求記号。
(1) ”Mental health in old age : a model for concerted action by WHO and university hospitals” WHO Chronicle 1986 ; 40(4) pp.141-148
(2) ”The lessons of laughter” Juan M. Flavier. World health forum 1990 ; 11(4) pp. 412-415
(3)WHOホームページ(http://www.who.int/en/ )
(4)WHOのインターネット上のカタログWHOLIS(http://www.who.int/library/database/index.en.shtml )、ほか
なお、Google (http://www.google.com/intl/ja/ )を検索すると、ご照会の内容に近い日本語表現の「一読十笑百吸千字万歩」というものが見つかりました。
(5)内田氏個人サイト(http://www.lcv.ne.jp/~uchida/oyamada.html )
(6)NHK情報ネットワーク(http://www.jnradio.net/hiroba/hiroba0103.html )
(7)鹿児島市医報 第41巻第8号 緑陰随筆(http://www.minc.ne.jp/kasii/486-3-2.htm )
これらによると、この表現は以下の図書から引用されているもので、高齢者に向けた養生訓のようです。
(8)『歳より若くあるために』石川恭三 青春出版社 1997.6
pp.142-143「一読十笑百吸千字万歩」
1日1回は短くてもいいから文章を読み、10回くらいは大きな声を出して笑い、何回かに分けてもいいから深呼吸をし、原稿用紙2枚半程度の文章を書き、体を動かすという意味です。
以下の文献にも紹介されています。
(9)『健康ちょっといい話.続』石川恭三著 集英社 1998.11
pp.65-69 「一読、十笑、百吸、千字、万歩」
また、「一読十笑百吸千字万歩」の出典を調べるため、下記の資料を参照しましたが判明しませんでした。
(10)『成語大辞苑 : 故事ことわざ名言名句』 主婦と生活社 1995.9
(11)『世界ことわざ大事典』 大修館書店 1995.6
< >内は当館請求記号
インターネットの最終アクセス:2003.3.25
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 衛生学.公衆衛生.予防医学 (498 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 長寿法
- 世界保健機関(WHO)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 公共図書館
- 登録番号
- 1000014334