レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/11/30
- 登録日時
- 2020/03/25 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:40
- 管理番号
- M19113017008224
- 質問
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家に電気が届くまでの経路を図式したものが掲載されている資料はないか。
- 回答
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①『発電・送電・配電が一番わかる』には、「図1-1-1 発電所からコンセントまで(電力の供給システム)」が掲載され、手書きの絵で説明されている。「発電所、送電線、変電所、配電線、消費地につながる電力設備の結びついた経路(電路)の流れを電力の供給システム」と呼ぶとある。
②『電力システム工学の基礎』には、「図1.2 電気の流れ」として簡略化された図が掲載されている。「電気を送るため各地に張り巡らされた送電線や発電所、変電所は、電気の発生する量、流れる量、使われる量を把握し、必要なところに必要な量だけ運ぶ。」とある。
③『基本からわかる電力システム講義ノート』には、「図1.3 発電所から需要家までの電力の流れ」が掲載され、絵を使って説明されている。「大容量発電所からは超高圧送電線で送り、需要家近くの変電所で電圧を下げて工場や大型ビルなどへ電力を供給します。さらに配電用変電所から6.6?配電線で送り出し、柱上変圧器で100V/200Vへ降圧して一般家庭へ配電しています。」とある。
④『電気のことがわかる事典』には、「電気が届くしくみ」として絵を使って説明されている。「発電所で発電された電気は変電所を経て、徐々に電圧を下げて家庭や工場などに運ばれる。」とあり、それぞれの場所で電圧が何Vであるか記載されている。
⑤『最新電力システムの基本と仕組みがよ?くわかる本』には、「送配電の仕組み」として絵を使って説明されている。図の出典は「電気事業連合会HPより」となっているが、2019/11/30に確認のところ、HPには異なる図が掲載されている。(情報源⑥)
「従来型の電力システムでは、電気は海沿いなどにある大型の発電所から大消費地である都市部まで、送電線を通って数百キロもの距離を運ばれています。電圧は、需要家のニーズに合わせて段階的に下げられます。」とある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 電気工学 (540 9版)
- 参考資料
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①福田務『発電・送電・配電が一番わかる』 技術評論社,2010,183p. 参照はp.10-11.
②加藤政一『電力システム工学の基礎』 数理工学社,2011,7,109p. 参照はp.5.
③荒井純一『基本からわかる電力システム講義ノート』 オーム社,2014,6,175p. 参照はp.3-4.
④戸谷次延『電気のことがわかる事典』 西東社,2015,223p. 参照はp.94.
⑤木舟辰平『最新電力システムの基本と仕組みがよ?くわかる本』 秀和システム,2019,275p. 参照はp.76-77.
⑥https://www.fepc.or.jp/enterprise/souden/keiro/index.html(2019.11.30確認)
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①福田務『発電・送電・配電が一番わかる』 技術評論社,2010,183p. 参照はp.10-11.
- キーワード
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- 送電
- 配電
- 電力システム
- 電力系統
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2019113017023408224
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000276560