「三島由紀夫」「安部公房」で検索したところ、当館の蔵書には以下の資料に掲載があった。
①『三島由紀夫と戦後』p210~221に、安部、三島、石川淳、川端康成による対談「われわれはなぜ声明を出したか 芸術は政治の道具か?」掲載あり。
出典はp221に「『中央公論』昭和42年5月号」と記載あり。
②『三島由紀夫全集39』p508~543に両名による対談「二十世紀の文学」掲載あり。
初出・初刊は、p543に「〈初出〉文芸・昭和41年2月〈初刊〉「源泉の感情」・河出書房新社・昭和45年10月)」と記載あり。
なお、同作品は以下にも掲載あり。
③『安部公房全集 020』p55~83「二十世紀の文学」。
初出・初刊は、編集基本方針p3に
「〔初出誌〕1966年2月号『文芸』(河出書房新社)
〔初刊本(テキスト)〕1974年4月25日『発想の周辺』新潮社刊
対談者:安部公房、三島由紀夫
*1967年7月25日『対談集 文学と思想』(河出書房新社刊)に初収録されている。」
と記載あり。
④『安部公房全集006』p182~199に三島、安部、武田泰淳、椎名麟三、松島栄一による座談会「小説から演劇へ―私はなぜ戯曲を書くか」掲載あり。
初出は、編集基本方針p6に「1956年11月1日『演劇手帖』2号(淡路書房)」
と記載あり。
⑤『安部公房全集009』p261~277に三島、安部、大江健三郎による座談会「文学者とは」掲載あり。
初出は、編集基本方針p5に
「〔初出誌〕1958年11月号『群像』(講談社)
出席者:三島由紀夫、大江健三郎
実施日:一九五八・九・一六(表題横)
*鼎談シリーズ〈文学者とは〉の(3)として掲載されている。「大正、昭和、戦後と各時代の作家の出席を得て催した三回の座談会」の3回目にあたる。」と記載あり。
⑥『安部公房全集015』に三島、安部、庄野潤三による座談会(三回)の掲載あり。
・p196~211「創作合評(170回)」
初出は、編集基本方針p5に
「〔初出誌〕1961年7月号『群像』(講談社)
実施年月日:一九六一・五・一九(表題脇)
出席者:三島由紀夫、庄野潤三、安部公房
*合評作品:花田清輝「狐草紙」、垣花広濤「邂逅」、立原正秋「愛する人達」、きだ みのる「渚と潮」」と記載あり。
・p239~253「創作合評(171回)」
初出は、編集基本方針p6に
「〔初出誌〕1961年8月号『群像』(講談社)
実施年月日:一九六一・六・一六(表題脇)
出席者:三島由紀夫、庄野潤三、安部公房
*合評作品:椎名麟三「半端者の反抗」、大原富枝「白い小さい踵」、宇能鴻一郎「鯨神」、室生犀星「渚」」と記載あり。
・p288~302「創作合評(172回)」
初出は、編集基本方針p6~7に
「〔初出誌〕1961年9月号『群像』(講談社)
実施年月日:一九六一・七・二一(表題脇)
出席者:三島由紀夫、庄野潤三、安部公房
*合評作品:石川達三「充たされた生活」、安岡章太郎「家族団欒図」、尾崎一雄「まぼろしの記」」と記載あり。