レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年03月17日
- 登録日時
- 2021/08/12 14:50
- 更新日時
- 2021/12/17 13:16
- 管理番号
- 埼熊-2021-027
- 質問
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解決
幕末から明治十年代の現在の埼玉県にあった本郷村の「島田」という人物名について知りたい。
- 回答
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以下の資料を紹介した。
『埼玉苗字辞典 第2巻(カ-シ)』(茂木和平著 茂木和平 2006)
p3915-3947「島田」
p3942「二〇七 同郡本郷村(岡部町) 定光院安政七年庚申塔に島田市五郎。用土村明治十三年仙元碑に本郷村島田広吉・島田清三郎あり。十七戸存す」とあり。
『深谷市史 上巻』(深谷市史編纂会編 国書刊行会 1984)
p642「島田盤谷の寿蔵碑」の記述あり。「(異称)棄五郎(通称) 茂敬(字)」とあり。
p633「島田棄五郎の塾」あり。
p634「島田小十郎の塾」あり。
『埼玉県教育史 第1巻』(埼玉県教育委員会編 埼玉県教育委員会 1968)
p154-156「深谷市の寺子屋」
p156「大谷村(島田氏)島田茂敬 棄五郎 盤谷(後略))」とあり。
『埼玉県史料叢書 1 埼玉県史料』(埼玉県編 埼玉県 1994)
p210「政治部 勧農・勧業 明治十年」の「榛澤郡」に「深谷宿 島田小十郎」あり。
『郷土誌』(高田晴司編 郷土誌編纂会 1929)
p119-129「本郷村之部」明治10年前後の名主や議員等の名前あり。
p127「本郷村信用組合」の中に「専務島田仙太郎」とあり。
『概観大里郡町村誌』(高田晴司編 郷土誌編纂会 1950)
p126「歴代の村長」の中に「島田仙太郎」あり。「村議会」の中に「副議長島田一」あり。
- 回答プロセス
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1 参考図書を調べる。
2 市町村史を調べる。
3 自館目録を〈本郷村〉〈榛沢郡〉〈岡部町〉で検索する。
4 NDC分類〈288〉の棚にあたる。
5 『深谷市史』を調べる。
『深谷市史 上巻』(深谷市史編纂会編 国書刊行会 1984)
p633「島田棄五郎の塾」、p634「島田小十郎の塾」あり。
6 5にあった塾・寺子屋について『埼玉県教育史』で確認する。
7 『埼玉県史料叢書』を調べる。
8 《埼玉関係データベース》(https://www.lib.pref.saitama.jp/local/opac/search-detail.do?lang=ja 埼玉県立図書館)を〈本郷村〉で検索する。
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2018年3月17日。
- 事前調査事項
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江戸期-明治期に本郷村大字本郷に在住していた島田氏については、島田玉五郎、島田増太郎、島田市五郎などがいる。曹洞宗の檀家と思われる。
- NDC
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- 地理.地誌.紀行 (290 9版)
- 系譜.家史.皇室 (288 9版)
- 参考資料
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- 『埼玉苗字辞典 第2巻(カ-シ)』(茂木和平著 茂木和平 2006)
- 『深谷市史 上巻』(深谷市史編纂会編 国書刊行会 1984)
- 『埼玉県教育史 第1巻』(埼玉県教育委員会編 埼玉県教育委員会 1968)
- 『埼玉県史料叢書 1 埼玉県史料』(埼玉県編 埼玉県 1994)
- 『郷土誌』(高田晴司編 郷土誌編纂会 1929)
- 『概観大里郡町村誌』(高田晴司編 郷土誌編纂会 1950)
- キーワード
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- 埼玉県-深谷市
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000303064