レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/08/25
- 登録日時
- 2019/11/16 00:30
- 更新日時
- 2019/11/16 00:30
- 管理番号
- 6001040154
- 質問
-
解決
『初の国産軍艦「清輝」のヨーロッパ航海』(大井昌靖/著 芙蓉書房出版 2019.1)p.116-118に、軍艦「清輝」が明治11(1187)年6月9日にスペインの「カルメゼナ」という港に到着したとあるが、その港について知りたい。インターネットで検索しても、「カルメゼナ」という港は見当たらなかった。
- 回答
-
以下の資料では、「カルタゼナ(Cartagena)」「カルタゼヤ」と表記されています。
・「淸輝艦歐洲回航記第七號」『水路雑誌』26(水路部 1883年7月)p.2と3の間の折り込み地図、p.3-5
・「航跡圖 自蘇士至英佛海峡」『水路雑誌』27(水路部 1883年7月)
到着・出港した日や港の位置が出典の図書と同じなので、この港が「カルメゼナ」だと考えられます。
これらの資料は当館未所蔵のため、国会図書館デジタルコレクションにて確認しました。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1510921 コマ番号4-6(国立国会図書館/図書館送信限定公開 2019/08/25現在)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1510922 コマ番号3(国立国会図書館/図書館送信限定公開 2019/08/25現在)
綴りが分かったため、「Cartagena」で調べると、以下の事典にカルタヘナ(Cartagena)の項目が掲載されています。
・『世界地名大事典 4』(竹内啓一/総編集 朝倉書店 2016.3)p.864-865
地名の由来、歴史、人口、産業の特徴などについての記載があります。
・『世界大百科事典 6 改訂新版』(平凡社 2007.9)p.197
地名の由来、歴史、人口、産業の特徴などについての記載があります。
[事例作成日:2019年8月25日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 地理.地誌.紀行 (290 10版)
- 歴史 (200 10版)
- 参考資料
-
- 初の国産軍艦「清輝」のヨーロッパ航海 大井/昌靖‖著 芙蓉書房出版 2019.1 (116-118)
- 世界地名大事典 4 竹内/啓一‖総編集 朝倉書店 2016.3 (864-865)
- 世界大百科事典 6 改訂新版 平凡社 2007.9 (197)
- http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1510921 (国立国会図書館デジタルコレクション『水路雑誌』26(2018/8/25現在))
- http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1510922 (国立国会図書館デジタルコレクション『水路雑誌』27(2018/8/25現在))
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 地名・地域
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000265331