レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009/06/17
- 登録日時
- 2009/11/11 02:11
- 更新日時
- 2009/11/26 11:11
- 管理番号
- 埼熊-2009-030
- 質問
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解決
幕末、水戸藩などの尊皇攘夷の運動には、理論的背景として国学の思想があったと思われるが、その理論と指導者をやさしく解説した本を読みたい。
- 回答
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1冊でまとまっている資料として下記資料を紹介する。
『水戸学と明治維新 (歴史文化ライブラリー150)』(吉田俊純 吉川弘文館 2003)
立原翠軒、藤谷幽谷、会沢正志斎、藤田東湖の思想についての記述あり。また水戸学に肯定的な吉田松陰、批判的な横井小楠を例として当時の水戸学の影響力と明治維新の思想的推進力としての作用について確認している。
あわせて、国学の概要、水戸学の概要、幕末関東にあった国学の塾について解説している資料も紹介する。
回答プロセスを参照のこと。
- 回答プロセス
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キ-ワード〈水戸藩〉〈水戸学〉〈尊王攘夷〉〈国学〉、NDC分類〈121〉をてがかりに所蔵している資料を調査して回答する。
国学の概要について解説している資料
『世界大百科事典 2005年改訂版 10 コウフ-コン』(平凡社 2005)
『日本近世思想史序説 上・下』(岩崎允胤 新日本出版社 1997)
『日本思想史講座 4 近世の思想1』(雄山閣 1976)
『江戸時代の国学』(大久保正 至文堂 1967)
『日本思想史読本』(古田光・小安宣邦編 東洋経済新報社 1979)
水戸学の概要について解説している資料
『世界大百科事典 2005年改訂版 27』(平凡社 2005)
『日本思想史講座 5 近世の思想2』(雄山閣 1975)
幕末、関東にあった国学の塾について記述が見られる資料。
『近世の国学と教育』(山中芳和 多賀出版 1998)
『近世私塾の研究』(海原徹 思文閣出版 1983)
『水戸藩学問・教育史の研究』(鈴木暎一 吉川弘文館 1987)
『私学の源流』(河野通禰太 好学社 1958)
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本思想 (121 9版)
- 参考資料
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『水戸学と明治維新 (歴史文化ライブラリー150)』(吉田俊純 吉川弘文館 2003)
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『水戸学と明治維新 (歴史文化ライブラリー150)』(吉田俊純 吉川弘文館 2003)
- キーワード
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- 水戸藩
- 水戸学
- 尊皇攘夷
- 国学
- 思想-日本-江戸時代
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000059390