レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/07/30
- 登録日時
- 2021/09/03 00:30
- 更新日時
- 2021/09/03 00:30
- 管理番号
- 6001051051
- 質問
-
解決
書道の手本に出てきた俳句「あだばなは あめにうたれて うりばたけ」は、誰がいつ頃つくったものか、また解釈などを知りたい。
- 回答
-
「瓜」もしくは「瓜畑」を季語と考えて、俳句の関連資料を調査。
次の資料で、作者は与謝蕪村であることがわかった。
・『新俳句大観 : 三句索引』(明治書院編集部/編 明治書院 2006.10)
第一句索引で確認。p.13に掲載あり。
「あだ花は 雨にうたれて 瓜ばたけ 蕪村(蕪村句集2 二三八三)」
作句時期や解釈の記載はなかったため、蕪村の句集等調査したところ、次の資料に記載あり。
・『日本古典文学大系 58 蕪村集』(与謝蕪村/著 岩波書店 1959.4)
「蕪村集」瓜の花 瓜
p.134 「571 あだ花は 雨にうたれて 瓜ばたけ 句集 天明三年句稿」
作句時期は天明3年(1783年)。頭注に「あだ花」の語釈と句意が記載されている。
[事例作成日:2021年7月30日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 詩歌 (911 10版)
- 参考資料
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- 新俳句大観 明治書院編集部∥編 明治書院 2006.10 (13)
- 日本古典文学大系 58 岩波書店 1959.4 (134)
- キーワード
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- 俳句(ハイク)
- 与謝蕪村(ヨサブソン)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000304185