レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/06/05
- 登録日時
- 2018/07/30 00:30
- 更新日時
- 2018/07/30 00:30
- 管理番号
- 6900003530
- 質問
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解決
イギリスの絵本の歴史や、代表的な絵本作家について分かる資料はないか。
- 回答
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イギリスの絵本の歴史について分かる資料として以下の4点がある。(以下、出版年月の新しい順)
1.『絵本の事典』(中川素子/ほか編集 朝倉書店 2011.11)
2章の「絵本の歴史と発展」のp.36-67の中でイギリスの絵本について述べられている。
解説する時代ごとに主要作家が挙げられており、現代(1980年代以降)についても触れられている。
2.『はじめて学ぶ英米絵本史(シリーズ・はじめて学ぶ文学史 8)』(桂宥子/編著 ミネルヴァ書房 2011.2)
時代ごとにイギリス、アメリカ、カナダなど英語圏の絵本の概説がそれぞれある。
その時代の代表的作家と作品が目次に書いてあるため、一覧しやすい。
3.『イギリスの絵本の歴史』(三宅興子/著 岩崎美術社 1995.12)
17、18世紀の絵本の夜明けから20世紀にかけて、多くの図版を用いて歴史が詳しく紹介されている。
カラー図版も収録されている。
4.『イギリス絵本論』(三宅興子/著 翰林書房 1994.10)
イギリスにおける絵本を研究的側面から考察したもので、
雑誌や紀要に掲載された研究発表等をまとめている。
代表的な絵本作家について分かる資料として以下の2点がある。
1.『絵本の愉しみ:イギリス絵本の伝統に学ぶ(国際子ども図書館児童文学連続講座講義録 平成18度)』(国立国会図書館国際子ども図書館 2007.10)
講演で取り上げられている絵本作家はつぎの6名。
・ランドルフ・コールデコット
・ビアトリクス・ポター
・エドワード・アーディゾーニ
・チャールズ・キーピング
・シャーリー・ヒューズ
・アンソニー・ブラウン
2.『イギリスのイラストレーション:コールデコット、グリーナウェイからバーニンガム、ワイルドスミスまで(世界の絵本画家シリーズ)』(いわさきちひろ絵本美術館 1993.2)
8人の絵本作家の解説が掲載された冊子。
絵本作品を紹介する中で、絵本作家について知ることができる資料には以下の2点があった。
1.『たのしく読める英米の絵本:作品ガイド120(シリーズ文学ガイド)』(桂宥子/編著 ミネルヴァ書房 2006.10)
イギリスの作品のみではないが、作家・作品の両方の索引から調べられる。
作品鑑賞のほか、作家の履歴も書かれている。
2.『イギリス絵本の世界』(ダグラス・マーティン/監修・テキスト ジュリア・マクレー/共監修協力 三宅興子/共監修協力 光琳社出版 1998.4)
1998年の展覧会「イギリス絵本の世界展」に関連して出版されたもの。
つぎに挙げる20世紀のイギリスの絵本作家7名の作品のカラー図版、画家の略歴や出版リストが掲載されている。
・ブライアン・ワイルドスミス
・チャールズ・キーピング
・クウェンティン・ブレイク
・ビクター・アンブラス
・マイケル・フォアマン
・レイモンド・ブリッグズ
・アンソニー・ブラウン
[事例作成日:2018年6月5日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 漫画.挿絵.児童画 (726 8版)
- 児童文学研究 (909 8版)
- 参考資料
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- 絵本の事典 中川/素子∥編集 朝倉書店 2011.11 (36-67)
- はじめて学ぶ英米絵本史 桂/宥子∥編著 ミネルヴァ書房 2011.2
- イギリスの絵本の歴史 三宅/興子∥著 岩崎美術社 1995.12
- イギリス絵本論 三宅/興子∥著 翰林書房 1994.10
- 絵本の愉しみ 国立国会図書館国際子ども図書館∥編集 国立国会図書館国際子ども図書館 2007.10
- イギリスのイラストレーション いわさきちひろ絵本美術館 1993.2
- たのしく読める英米の絵本 桂/宥子∥編著 ミネルヴァ書房 2006.10
- イギリス絵本の世界 ダグラス・マーティン∥監修・テキスト 光琳社出版 1998.4
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌事項調査
- 内容種別
- 出版情報,人物・団体
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000239760