レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007/05/24
- 登録日時
- 2007/08/26 02:10
- 更新日時
- 2012/03/21 14:27
- 管理番号
- C2007T0524
- 質問
-
解決
世界の港湾を一覧できる資料はありませんか。
- 回答
-
世界の港湾を通覧することができる資料としては、収録範囲が広く定期的に刊行されている次の資料が有用です。(【】内は当館請求記号)
●“Lloyd's list ports of the world”(Informa UK 年刊 【Z61-A429】)
世界各国の港湾2,200以上(2006年版時点)の情報を国別、アルファベット順にまとめた資料です。港湾の所在地、管理者、天候、潮流、稼働時間、寄航船舶数、主な取扱貨物、埠頭・荷役設備など施設の概要等の情報が掲載されています(港によって詳細度は異なります)。巻頭に入港船舶量、取扱いコンテナ量による港湾ランキング等の統計を掲載するほか、巻末に主要港湾の図、索引などがあります。
また、インターネット上の情報源としては、国際港湾協会(International Association Ports and Harbors:IAPH) (http://www.iaphworldports.org/ )の正会員及び賛助会員の情報が掲載されている“Member Profile”(http://www.iaphworldports.org/members_profile/ )がありますが、直接港湾の情報が得られることは少ないようです。むしろ、国際港湾協会の日本版HP (http://www.kokusaikouwan.jp/ )で紹介されている 「関連団体」(http://www.kokusaikouwan.jp/link.htm )のうち、海外の友好団体である「全米港湾協会」や「欧州港湾協会」などにアクセスしたほうが港湾の情報が掲載されていることが多いようです。
なお、世界の港湾を一覧できるような日本語の資料は見当たりませんでしたが、日本の港湾の情報を一覧できるものとしては、次の資料がよくまとまっています。
●『日本の港湾 2005』(日本港湾協会 年4回刊 最新刊は【DK161-H61】)
国内の133の港湾(特定重要港湾、重要港湾等)について、概況とともに、貨物量・入港船舶量・取扱いコンテナ量などの港勢、埠頭ごとの施設(けい船施設、荷さばき施設)の概要、港湾関係事業者、地図等を掲載しています。巻頭には、港湾全体の概況が簡潔にまとめられており、ここ数年の動向を要領よく把握することができます。
上記資料は最近のデータを調べるためのものです。年代を遡って調べる際は、資料のタイトルや当館請求記号が異なる場合があります。当館蔵書検索・申込システムNDL-OPAC(http://opac.ndl.go.jp/index.html )によって、請求記号をご確認ください。
(インターネット最終アクセス:2007年5月24日)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 海運 (683 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 港湾
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000036984