レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/8/30
- 登録日時
- 2021/12/29 00:31
- 更新日時
- 2024/03/30 00:42
- 管理番号
- M21081810315029
- 質問
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釘を使わない日本の建造物についてわかる児童書を読みたい。
- 回答
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①『ここがスゴイよ!ニッポンの文化大図鑑第5巻』では、「昔の寺社には、ほとんどくぎを使わずにじょうぶな建物をつくるための、木組みなどの技法が使われています。木と木を複雑に組み合わせているため、修理するには、高い技術が求められます。」とある。また、木組みの方法についてイラストで説明されている。
②『企業内職人図鑑 8』では、「継手は、材木と材木を同一方向につなぎ合わせる方法のことをいい、仕口は、2つの材木を直角あるいはななめにつなぐ方法のことをいいます。どちらも、釘や金物にたよることなく、木と木をしっかりとつなぎ合わせる技術です。」とある。また、継手や仕口のしくみや手順などが、写真とともに紹介されている。
③『ザ・裏方 3』では、「神社やお寺は、そのほとんどがくぎや金属を使わずに木だけでつくる「木組み工法」で建てられる。」とあり、建物を組みあげる様子が写真で紹介されている。
④『世界の高層建築まるわかり事典』では、じょうぶな塔の秘けつとして、「組手」が紹介されている。「クギを1本も使わずに行う伝統的な技術です。」とあり、五重塔の写真が掲載されている。
⑤『行ってみよう!京都・奈良図鑑』では、清水寺の舞台の柱に使われている、釘を1本も使わない懸造(かけづくり)という技法が紹介されている。
⑥『びっくり!日本ふしぎ探検百科 2』では、くぎを使わずにつくる反り橋として、錦帯橋の組木という工法が紹介されている。
⑦『橋の大解剖』では、錦帯橋のアーチ部分の裏側の、組木が取り上げられている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本の建築 (521 9版)
- 参考資料
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①ニッポンの文化大図鑑編修委員会,『ここがスゴイよ!ニッポンの文化大図鑑 5巻』 日本図書センター,2018,47p. 参照はp.33.
②こどもくらぶ,『企業内職人図鑑 8』 同友館,2016,39p. 参照はp.7.
③『ザ・裏方 3』 フレーベル館,2019,48p. 参照はp.16.
④『世界の高層建築まるわかり事典』 PHP研究所,2008,79p. 参照はp.50-51.
⑤『行ってみよう!京都・奈良図鑑』 ポプラ社,2013,159p. 参照はp.28-29.
⑥『びっくり!日本ふしぎ探検百科 2』 日本図書センター,2009,56p. 参照はp.14.
⑦『橋の大解剖』 岩崎書店,2015,63p. 参照はp.6-7.
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①ニッポンの文化大図鑑編修委員会,『ここがスゴイよ!ニッポンの文化大図鑑 5巻』 日本図書センター,2018,47p. 参照はp.33.
- キーワード
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- 日本建築
- 宮大工
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2021081810334215029
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 中学生, 小学生(高学年), 小学生(低学年以下)
- 登録番号
- 1000309746