レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2024/01/23
- 登録日時
- 2024/03/30 00:43
- 更新日時
- 2024/03/30 00:43
- 管理番号
- M24012316341837
- 質問
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サクラの葉を見ると、付け根に粒状のものが付いているが、この名前と役割が知りたい。小学生向けの資料で探している。
- 回答
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①『さくら研究ノート』の「さくらの葉のひみつ」の項に、さくらの葉のイラストが掲載されており、粒状のものは、「みつせん」と示されている。また、「めずらしいもの1 みつせん」として「葉のじくにある小さなつぶ。あんパンのような形でまん中がへこんでいて、そこにみつがたまる。みつでアリをよび、葉を弱らせるアブラムシやハダニをたいじしてもらう。」と書かれている。
②『もっと知りたいさくらの世界1』の「さくらの葉のつくり」の項には、「みつを出す葉」として「さくらの葉には、あまいみつを出す『みつせん』があります。ふつう、みつせんは、花のなかにありますが、さくらは葉にもついています。花が散り、新しい葉が出てすぐのころ、みつをもとめて虫がやってきます。」と記載され、サクラの葉のイラストや、みつせん部分の拡大写真が掲載されている。
③『20本の木のノート』の「ソメイヨシノ」の項には、「葉の柄にある豆つぶは?」として、みつせん部分の拡大写真が掲載されており、「アリをよびよせるためにみつを出すところで、蜜腺という。」とある。また、「大事な葉をケムシに食べられないようアリに守ってもらうためなんですって」と書かれている。
④『サクラの一年』の「葉の生長」の項には、みつせん部分の拡大写真が掲載され、「葉のえには、2個のみつ線(円内)ができていて、葉のわかいころには、みつ線からあまいみつをだす。なぜだすのか、そのひみつはよくわかっていない。」と記載されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 被子植物 (479 9版)
- 参考資料
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①近田文弘『さくら研究ノート』 偕成社,2017,47p. 参照はp.16-17.
②『もっと知りたいさくらの世界1』 汐文社,2020,39p. 参照はp.20-21.
③いわさゆうこ『20本の木のノート』 文化出版局,1997,25p. 参照はp.22.
④守矢登『サクラの一年』 あかね書房,1978,53p. 参照はp.22-23.
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①近田文弘『さくら研究ノート』 偕成社,2017,47p. 参照はp.16-17.
- キーワード
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- サクラ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2024012316370341837
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 中学生, 小学生(高学年), 小学生(低学年以下)
- 登録番号
- 1000348293