レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/5/11
- 登録日時
- 2023/12/01 00:31
- 更新日時
- 2024/03/30 00:43
- 管理番号
- M23062214341573
- 質問
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「ジャックと豆の木」のモデルにもなったともいわれる世界一大きな豆の名前と大きさが知りたい。児童書で探している。
- 回答
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①『世界の不思議な植物』の「モダマ」の項には、「モダマは、直径が5㎝もある大きな豆です。」とある。また、「さやは長さが1.5mにもなり、幅も広く、世界最大のさやです。幹もフジのように太く、“ジャックと豆の木”のモデルといわれます。」とあり、マダガスカルのモダマのさやと種子の写真が掲載されている。
②『落ちて流れて旅するタネ』の「はじめに」の項に「モダマは、ツル性の大きな豆の木です。ヨーロッパの昔話に『ジャックと豆の木』というお話がありますが、まるで、それを思わせるような大きな豆の木です。」とある。また、「タネは偏平な円形で、直径4センチメートルほどの大きさ。」とある。モダマの巨大なツルやモダマのサヤの写真が掲載されている。
③『マングローブ生態系探検図鑑』には、「うかんで流れる種子・果実図鑑」の項にヒメモダマの種子が紹介されている。「日本最大級の豆をつくるつる植物で、果実(さや)の長さは50㎝以上、種子(豆)の直径は4~5㎝になる。種子は木質でかたくて海水がしみこまず、乾くと内部にすきまができるので、水にういて漂流する。」とある。ヒメモダマの果実と種子の写真も掲載されている。
④『あつめた・そだてたぼくのマメ図鑑』には、「ジャングルのマメ」の項に、「南の島の森には、ジャックとマメの木にでてきそうな大きなつるになるマメがある」とある。また、「世界一のマメ」の項には、「モダマの仲間のマメは、世界で一番大きなさやをつける。」とある。「海岸に流れ着いた、さまざまな豆」の項には、豆の大きさが比較されたイラストがあり、ヒメモダマやモダマが掲載されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 被子植物 (479 9版)
- 参考資料
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①湯浅浩史『世界の不思議な植物』 誠文堂新光社,2008,111p. 参照はp.14.
②深石隆司『落ちて流れて旅するタネ』 大日本図書,2003,34p. 参照はp.2-3.
③長島敏春『マングローブ生態系探検図鑑』 偕成社,2017,80p. 参照はp.32-33.
④盛口満『あつめた・そだてたぼくのマメ図鑑』 岩崎書店,2015,32p. 参照はp.26-31.
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①湯浅浩史『世界の不思議な植物』 誠文堂新光社,2008,111p. 参照はp.14.
- キーワード
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- モダマ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2023062214395841573
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 中学生, 小学生(高学年), 小学生(低学年以下)
- 登録番号
- 1000342696