レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/03/06
- 登録日時
- 2012/03/22 02:01
- 更新日時
- 2012/04/20 10:34
- 管理番号
- 6000007261
- 質問
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解決
大神神社(おおみわじんじゃ)の祭神についてわかる資料はあるか。
- 回答
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大神神社の祭神は大物主神(おおものぬしのかみ)。『日本神祇由来事典』に大物主神の系図や逸話が詳しい。また『国史大辞典2 う-お』p710「おおものぬしのかみ」の項にも、大物主神にまつわる逸話や神名の語源の分析などがあり。
- 回答プロセス
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『日本社寺大観 神社編』(名著刊行会)p390に「大神神社(おおみわじんじゃ)」の項あり。祭神は倭大物主櫛𤭖玉命(やまとおおものぬしくしみがたまのみこと)とのこと。
また『式内社調査報告 第三巻』(皇学館大学出版部)には、大神神社の祭神はかつては倭大物主櫛𤭖玉命(やまとおおものぬしくしみかたまのみこと)であったが、現在は大物主大神が主祭神とあり。
『日本神祇由来事典』(柏書房)で大物主命を調べる。「記紀神話の神々」p94に「大物主神(おおものぬしのかみ)」の項あり。大神神社の祭神で、三輪の神とも呼ばれるとあり。奈良県桜井市の三輪山を御神体山とする蛇体の神。
さらに『国史大辞典2 う-お』(吉川弘文館)で「大物主神」を調べる。p710に項目があり、神名の語源や大神神社の信仰の由来について記載されている。
また『郷土資料事典29 奈良県』(人文社)の桜井市の項を見ると、p134に「大神神社」の項があり、三輪山を御神体とする我が国最古の神社とあり。祭神は大物主神で、大己貴神(おおなむちのかみ)と少彦名神(すくなひこなのかみ)を配祀しているとのこと。
Googleで「大神神社」を検索すると、大神神社のサイトhttp://www.oomiwa.or.jp/index.htmlがヒット。ご由緒のページご祭神についての解説もあり。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『日本社寺大観 神社篇』藤本 弘三郎/編(名著刊行会)
- 『式内社調査報告 第3巻』式内社研究会/編纂(皇学館大学出版部)
- 『日本神祇由来事典』川口 謙二/編著(柏書房)
- 『国史大辞典2』国史大辞典編集委員会/編(吉川弘文館)
- 『郷土資料事典観光と旅 29』人文社観光と旅編集部/編集(人文社)
- キーワード
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- 大神神社(オオミワジンジャ)
- 神社
- 奈良県
- 祭神
- 神道
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000104109