レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/11/21
- 登録日時
- 2023/12/08 00:30
- 更新日時
- 2023/12/16 13:16
- 管理番号
- 6000070601
- 質問
-
未解決
北摂アーカイブスのトップページの写真のひとつに「服部緑地公園の山ケ池にハクチョウとコクチョウがいた」と解説があるが、いつからいつまでいて、なぜいなくなったのか?
また解説には「ハクチョウの島」とも書いてあるが、それはどこで、現在もあるか。
- 回答
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北摂アーカイブス(https://hokusetsu-archives.jp/cms/)トップページに掲載されている写真は、広報とよなか昭和43年3月4面の町だよりの記事。
以下記事文面
『《ハクチョウの島》
服部緑地の山ヶ池で「ハクチョウの島」づくりをしています。山ヶ池にはハクチョウとコクチョウの二つがいがいましたが、昨年ハクチョウのオスが病死、ことしはコクチョウのメスが野犬に殺されるなど、ご難つづきでした。管理事務所では、池に突き出た陸の一部を切り込んで、芝を植えた島をつくることになったものです。六月にはさらに六羽のハクチョウがくる予定ですが、かわいがってほしいと望んでいます。』
朝日新聞クロスサーチ(朝日新聞記事)によると、
1967年(昭和42年)05月15日の記事に、14日午後二時から“放鳥式”が行われ、皇居のお堀からきた白鳥ひとつがいが放たれたとあり。
岡町図書館所蔵、「服部緑地」関連の資料の中にあるチラシに、服部緑地の白鳥についての記載があり、昭和41年10月1日、皇居外苑保存協会の御厚意により、お濠の白鳥一番(つがい)を寄附されたこと。一時仮池に入れて飼育していたが、愛鳥週間にちなんで、服部緑地で一番大きな山が池に放つ事になったとあり。
1968年(昭和43年)04月09日の記事に、「白鳥橋」のあす開通式とあり、このとき宇都宮市の常盤公園から六羽も送られたとあり。
広報とよなか昭和43年5月2面の町だよりの記事
『《名前通りの白鳥池に》
服部緑地の“白鳥池”山ヶ池に、新しく六羽の白鳥が仲間入りしました。野犬におそわれないようにと二月からつくっていた白鳥の島と家も完成、八羽は仲良くくらしています。(抜粋)』
以上のことから、山ケ池にハクチョウやコクチョウがいた時期とハクチョウの島があったことはわかったが、いつまでいたのかは、見つけられなかった。ハクチョウの島のその後の情報は見つけることができなかった。
(Webサイト最終確認:2023年12月11日)
- 回答プロセス
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新聞記事ゃ市広報などの記事や、服部緑地関連の資料を中心に調査。
『水鳥一斉調査 2003年度』とよなか市民環境会議アジェンダ21自然部会/[編] とよなか市民環境会議アジェンダ21自然部会
白鳥のいる山ヶ池に、白鳥の記載なし。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『水鳥一斉調査 2003年度』とよなか市民環境会議アジェンダ21自然部会/[編](とよなか市民環境会議アジェンダ21自然部会)
- キーワード
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- 服部緑地(ハットリリョクチ)
- 公園(コウエン)
- 白鳥(ハクチョウ)
- 山ケ池(やまがいけ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000343127