レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/08/20
- 登録日時
- 2023/09/14 00:30
- 更新日時
- 2023/09/22 16:30
- 管理番号
- 6000069942
- 質問
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解決
阪急電鉄岡町駅の開業時の状況がわかる資料はあるか。
- 回答
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下記の資料を案内した。
- 回答プロセス
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市政資料の書架等を探す。
『阪急電車駅めぐり 宝塚線の巻 空から見た街と駅』(阪急電鉄株式会社総務部広報課)に、明治34年開業当時の岡町停留場と当時の最新鋭車の写真があり。また『豊中の伝説と昔話』からの引用として、阪急宝塚線開業時の逸話とその解説があり。ほかに昭和10年・27年・54年の岡町駅の写真もあり。『豊中の伝説と昔話』(鹿島 友治)を確認すると、p50-51「電車、電燈がはじめてついた」に該当部分の聞き取りがあり。岡町駅ではなく、現在の蛍池駅付近の方からのものと推察される。
『阪急全線古地図さんぽ 懐かしい阪急沿線にタイムトリップ』(フォト・パブリッシング)p26-27「宝塚線 曽根、岡町」には、箕面有馬電気軌道の1910年(明治43年)の開通時に岡町駅が設置されたことと、当時の岡町駅・曽根駅付近の状況が簡単にあり。昭和4年(1929年)の両駅付近の地図も掲載。
『阪急沿線謎解き散歩』(中経出版)p242-244「岡町駅 神社の敷地内に造られた駅」には、明治43年の開業時は土塁を積んだだけの駅で原田神社の敷地内に造られたこと、阪急電車では服部天神のある服部駅(当時)とともに最も古い駅の一つであることの記載があり。
『新修豊中市史 第9巻 集落・都市』(豊中市)p214-215「箕有電軌の開業と発展」には、明治43年の開通時の停留場として、豊中市内では服部・岡町が挙げられている。p215には開業時の岡町停留場の写真もあるが、やや不鮮明。
このほか、『阪急電車宝塚線沿線まちあるき手帖』(阪急アドエージェンシー)p48-51、『各駅停車 全国歴史散歩 28 大阪府』(河出書房新社)p154-155でも岡町駅が取り上げられているが、開業当時についての記載はなし。また『阪急電鉄のすべて』(天夢人)p138-139には箕面有馬電気軌道開業時の状況があるが、岡町駅についての言及はなかった。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
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- 阪急電鉄(ハンキュウ デンテツ)
- 箕面有馬電気軌道(ミノオアリマデンキキドウ)
- 豊中(トヨナカ)
- 明治(メイジ)
- 岡町駅(オカマチエキ)
- 歴史(レキシ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000338611