レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/02/24
- 登録日時
- 2021/04/18 00:30
- 更新日時
- 2021/05/02 11:32
- 管理番号
- 6000057481
- 質問
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解決
豊中市の町名である「待兼山町」がいつごろできたかについて知りたい。豊中市内の古い住宅地がそのあたりにあるとも聞いたことがある。
- 回答
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下記資料を案内した。
- 回答プロセス
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地域資料の書架を探す。
待兼山町については、『角川日本地名大辞典 27 大阪府』(角川書店)p1119に項目があり、昭和41年からの地名と記載があり。同頁には「まちかねやま」の項目もあり、枕草子で言及のある地名であること等も記載されている。
また『日本歴史地名大系 28 大阪府の地名1』(平凡社)p262にも「待兼山」の項目があるほか、p263の「北刀根山村」には、この村が現在の豊中市刀根山元町・刀根山六丁目・待兼山町にあたることと、村の歴史の概要が記載されている。
さらに待兼山町という町名の由来について『住居表示概要』(豊中市土木部管理課)を確認したところ、p20に、地名の由来が小字名である町名の列挙があり、その中に待兼山町も含まれていた。
現在の待兼山町付近の小字名について『新修豊中市史 第1巻 通史1』(豊中市)の付図「豊中市大字小字図」を確認すると、付図3に掲載があった。凡例によると同図は明治期の小字名等を記載とあり。
なお、「待兼山」の名称の由来については過去の事例 https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000176985 も案内した。
豊中市内の住宅地については、『新修豊中市史 第9巻 集落・都市』(豊中市)p220に、明治期~昭和初期の宅地開発一覧表が掲載されているが、現在の待兼山町にあったと推察される住宅地は発見できなかった。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
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- 地名(チメイ)
- 近代(キンダイ)
- 昭和(ショウワ)
- 豊中市(トヨナカシ)
- 待兼山町(マチカネヤマチョウ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000297282