レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/09/17
- 登録日時
- 2020/10/20 00:30
- 更新日時
- 2020/11/12 13:36
- 管理番号
- 6000055161
- 質問
-
未解決
「石橋麻田町」の地名の由来がわかる本はあるか。市史に記載があるかどうかも知りたい。
- 回答
-
地名の由来を明記した資料は発見できず。
『角川日本地名大辞典 27 大阪府』(角川書店)を確認する。
p129「いしばしあさだちょう」には、昭和49年からの豊中市の地名で、もとは豊中市麻田の一部とあり。p71「あさだ 麻田<豊中市>」には、古くは浅田とも書き、近世は麻田村として麻田藩青木氏領であったとの記載があり。
『日本歴史地名体系 28 大阪府の地名1』(平凡社)p263-264「麻田村」には、永享元年(1429年)の春日社神供料所摂州桜井郷本新田畠帳(今西家文書)の中に、地名を表す言葉として「麻田」が見えること、慶長10年(1605年)の摂津国絵図に「浅田」の表記で村名があることの記載などがあり。元禄郷帳に「古は浅田 麻田村」とあるため、「浅田」の表記が古いようだとのこと。
『新修豊中市史 第1巻 通史1』(豊中市)p168「麻田連と麻田村」には、神亀元年(724年)に答本陽春が麻田連を賜ったことなどが書かれているが、古代の麻田連が豊中市麻田付近に居住したか・中世の麻田氏とつながりがあるかの確証はないとのこと。P283「麻田御園」には、元徳2年(1330年)の「藤原基信(ヵ)請文案」に、「麻田御園住民」の名がみえ、近世の麻田村付近の所領と思われるとの記載があり。しかしいずれも地名の由来についてはふれていない。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
-
- 豊中市(トヨナカシ)
- 地名(チメイ)
- 歴史(レキシ)
- 石橋麻田町(イシバシ アサダチョウ)
- 麻田村(アサダムラ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000288404