レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/08/21
- 登録日時
- 2014/09/06 00:30
- 更新日時
- 2014/09/17 10:51
- 管理番号
- 6000018121
- 質問
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解決
しゃっくりを止める方法が載っている本はあるか。できれば小学生にもわかりやすいものがよい。
- 回答
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『小学生の「体のしくみ」大疑問100』(講談社)などに、しゃっくりを止める方法が紹介されている。
- 回答プロセス
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所蔵資料をキーワード「しゃっくり」で検索し、また岡山県立図書館の事例https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000136529 も参照しつつ医療(49)の書架などを探したところ、下記の資料に、しゃっくりのしくみと止め方があり。
【児童向け資料】
『小学生の「体のしくみ」大疑問100』(講談社)p32-33「しゃっくりはどうして出るの?ぴたりと止めるにはどうするの?」には、横隔膜のけいれんを止まればしゃっくりも止まるので、肺の中の空気を増やして呼吸を安定させるとよいとして、紙袋を口にあてて呼吸する、息継ぎをせずにごくごく水を飲むなどの方法の紹介があり。
『覚えておくと一生役に立つ わかもとの知恵』(金の星社)p22「しゃっくりを止める知恵」には、食塩をちょっとなめたり大さじ一杯の砂糖を水なしで飲み込んだりしてのどを刺激するか、横になって上を向き背中に枕を入れて高くしてから大きく深呼吸するとよい、とあり。
『おなら・いびき・くしゃみ 体から出る音』(さえら書房)p19-23「しゃっくり」には、息を止める、深呼吸を5分間する、だれかに背中をたたいてもらう、おどかしてもらうなどの方法があり。
【一般向け資料】
『あくびはどうして伝染するのか 人間のおかしな行動を科学する』(青土社)p143-161「第八章 しゃっくり」には、くしゃみをしたり指を口に入れてゲーッとさせたりするとしゃっくりはとまるとあり。
『ツボの探し方・押し方 正しい位置が一発で分かる!』(主婦の友社)には、しゃっくりを止めるツボとして耳の後ろの「完骨(かんこつ)」が紹介されている。
『男によく効くツボを正しく押せる本』(学研)p70には、みぞおちの少し下の「巨闕(こけつ)」と鎖骨の付け根の「気舎(きしゃ)」がしゃっくりのツボとして紹介されている。
さらに朝日新聞記事データベースを検索し、下記の記事も見ていただいた。
2011.7.5朝刊「どうしました しゃっくりが止まらない」
2007.7.22朝刊「元気のひけつ しゃっくり」
いずれも土浦協同病院(茨城県土浦市)の麻酔・集中治療科の近藤司部長の回答として、「舌をつまんでひっぱる」「両耳の穴に指を入れて強く押す」(いずれも30秒以上)方法を紹介している。ただしぜんそくや高血圧の人、心臓が悪い人には勧めないとのこと。
児童向けには、2005.1.29「しゃっくりはどうして起きるの?(ののちゃんのふしぎ玉手箱)」が、冷たい水を飲むなど体に刺激が加わると止まることが多い、と紹介している。
このほかにもしゃっくりを止める方法を紹介した投稿などもあり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 基礎医学 (491 9版)
- 参考資料
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- 『小学生の「体のしくみ」大疑問100』講談社/編集(講談社)
- 『わかもとの知恵』筒井 康隆/著(金の星社)
- 『おなら・いびき・くしゃみ』バクスボーム/共著(さ・え・ら書房)
- 『あくびはどうして伝染するのか』ロバート・R.プロヴァイン/著(青土社)
- 『ツボの探し方・押し方』高野 耕造/監修(主婦の友社)
- 『男によく効くツボを正しく押せる本』邱 淑惠/監修(学研パブリッシング)
- キーワード
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- しゃっくり(シャックリ)
- 横隔膜(オウカクマク)
- 医療(イリョウ)
- 雑学(ザツガク)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000159448