レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年10月13日
- 登録日時
- 2014/10/13 19:59
- 更新日時
- 2014/10/13 19:59
- 管理番号
- 牛久-1231
- 質問
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解決
a)山本周五郎の「笄堀(こうがいほり)」が載っている本が所蔵されていないかどうか。
b)吉川英治の「忘れ残りの記」が載っている本が所蔵されていないかどうか。
c)つくば市の小田城主、小田孝朝が起こした乱について書かれている資料はないか。
- 回答
-
a)b)については、当館所蔵の以下の資料を紹介。
a)『髪かざり』(山本周五郎/新潮社/1987)
b)『忘れ残りの記』(吉川英治/六興出版/1979)
c)については、以下の資料を紹介。
・『日本古代中世人名辞典』(平野 邦雄/吉川弘文館/2006)のp182
・『中世常総名家譜 下巻』(石川 豊/暁印書館/1992)のp21~p37
・『図説茨城県の歴史』(所 理喜夫/河出書房新社/1995)のp8(年表)
・『茨城県の歴史』(瀬谷 義彦/山川出版/1980)のp78
- 回答プロセス
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a)山本周五郎の「笄堀」が載っている本
①自館検索システム(OPAC)で「笄堀」をキーワード検索。
→ヒットせず。
②Tooliのページで「笄堀」をタイトル検索。
→『髪かざり』(山本周五郎/新潮社/1987)がヒットしたので、当館所蔵のものを確認。
「笄堀」という作品の掲載があった。
b)吉川英治の「忘れ残りの記」が載っている本
自館検索システム(OPAC)で「忘れ残りの記」をキーワード検索。
→『忘れ残りの記』(吉川英治/六興出版/1979)がヒットしたので、そちらを提供。
c)つくば市の小田城主、小田孝朝が起こした乱について書かれている資料
①人名辞典を確認。
→『日本古代中世人名辞典』(平野 邦雄/吉川弘文館/2006)
:p182【小田孝朝】… 文和3年~4年、足利尊氏に従い近江・京都で戦う。
応安7年ごろ、足利利基氏の下で芳賀禅可と戦った。
至徳2年(1385年)までに二荘(南野荘も取った)が上杉氏に没収された。
小田孝朝と鎌倉府との対立があった。との記述あり。
→『中世常総名家譜 下巻』(石川 豊/暁印書館/1992)
:p21~p37…小田孝明の説明の記述あり。
②茨城県の人物なので、郷土資料を確認。
→『図説茨城県の歴史』(所 理喜夫/河出書房新社/1995)
:p8(年表)…1380年、小山義政の乱/1386年、小山若犬丸の乱/1387年、小田氏の乱が起こっていることが判明。
→『茨城県の歴史』(瀬谷 義彦/山川出版/1980)
:p78…1380年~1387年の戦乱の記述あり。
上記資料をコピーして、レファレンス終了。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本文学 (910 8版)
- 日本史 (210 8版)
- 参考資料
- キーワード
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- 笄堀
- 忘れ残りの記
- 小田孝朝
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 所蔵調査
- 内容種別
- 文学 郷土 人物
- 質問者区分
- 一般男性
- 登録番号
- 1000160864