レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/03/06
- 登録日時
- 2022/04/02 00:30
- 更新日時
- 2022/04/10 10:55
- 管理番号
- 秋田-2731
- 質問
-
解決
佐竹義宣が開催した茶会、あるいは客として招かれた茶会の会記(日時、場所や使用した道具・出席者などの記録)が記載されている資料の表題と所蔵について知りたい。
- 回答
-
下記の資料を案内。
①『秋田市史 第14巻 文芸・芸能編』(秋田市/編集、1998、214.5/アア/郷)資料番号:124205527
②『佐竹家譜 上』(原武男/校訂、東洋書院、1989、288/ハサ/郷)資料番号:111399440
③『佐竹義宣と秋田久保田藩 1〜33 近世諸大名の茶道2〜34 雑誌記事切抜』(矢部誠一郎/著
、1993.1〜)資料番号:128711678
※国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧・複写可能
・雑誌名:『茶道の研究』447号(平成5年2月号)~479号(平成7年10月号)茶道之研究社/三徳庵
④『大日本古記録 梅津政景日記 4-7、9巻』(東京大学史料編纂所/編、岩波書店、1957、210/トダ/郷)
⑤『桃山・江戸時代初期の大大名の茶の湯』(矢部 誠一郎/編、宮帯出版社、2017、791.2/ヤモ)資料番号:123715351
⑥『国典類抄 第1巻ー第19巻』(秋田県立秋田図書館/編、秋田県教育委員会、1978-1984、212.4/アコ)
- 回答プロセス
-
1.郷土のレファレンスブックを確認
・『秋田県史 〔通史編〕第2巻 近世編』(秋田県/編、1977)
p114-115
「『義宣家譜』元和五年(1619)三月の項だけをとって見ても、月の13日間が茶の湯会にあてられ」とのみ記載あり。
①『秋田市史 第14巻 文芸・芸能編』(秋田市/編集、1998、214.5/アア/郷)資料番号:124205527
⇒ p754-761 秋田藩の茶道についての記載あり
2.所蔵資料検索(キーワード:義宣家譜)
→該当資料なし。国立国会図書館サーチで、レファレンス協同データベースにある当館のレファレンス事例が該当。
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000099639(確認日付:2022.3.28)
「翻刻版も、『佐竹家譜』というタイトルで出版されている。(中略)義宣は、上巻に収録されている 」との記載あったため、以下の資料を確認。
②『佐竹家譜 上』(原武男/校訂、東洋書院、1989、288/ハサ/郷)資料番号:111399440
⇒ 資料中に「茶の湯の会」の記載が散見される。
3.所蔵検索で“佐竹義宣”“茶道”で書名検索。以下の資料がヒット。
③『佐竹義宣と秋田久保田藩 1〜33 近世諸大名の茶道2〜34 雑誌記事切抜』(矢部誠一郎/著
、1993.1〜)資料番号:128711678
⇒33回に亘り義宣と茶道についての詳細な記載あり。
当該雑誌を国立国会図書館サーチで検索。以下の資料が該当。
『茶道の研究』447号(平成5年2月号)~479号(平成7年10月号)茶道之研究社/三徳庵
⇒ 国立国会図書館デジタルコレクション/図書館送信参加館内公開、閲覧複写可
4.③に記載のあった以下の資料を確認。
④『大日本古記録 梅津政景日記 4-7、9巻』(東京大学史料編纂所/編、岩波書店、1957、210/トダ/郷)
⇒「数寄ニ赴ク」「数寄ニ招ク」の記載が散見される。9巻索引に「数寄」あり。
5.所蔵検索で“佐竹義宣”“茶道”で全項目検索。
⑤『桃山・江戸時代初期の大大名の茶の湯』(矢部 誠一郎/編、宮帯出版社、2017、791.2/ヤモ)資料番号:123715351
また、参考資料として下記資料を案内(佐竹家及び秋田藩8代藩主義敦までを記した日記等の史料)。
『国典類抄 第1巻ー第19巻』(秋田県立秋田図書館/編、秋田県教育委員会、1978-1984、212.4/アコ)
- 事前調査事項
- NDC
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- 芸術 (7)
- 歴史 (2)
- 参考資料
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- 大日本古記録 梅津政景日記4東京大学史料編纂所/編纂岩波書店
- 佐竹家譜上原 武男/校訂東洋書院
- 国典類抄第10巻秋田県立秋田図書館/編秋田県教育委員会
- 秋田市史第14巻秋田市/編集秋田市
- 佐竹義宣と秋田久保田藩1〜33矢部誠一郎/著
- 桃山・江戸時代初期の大大名の茶の湯矢部 誠一郎/編宮帯出版社
- キーワード
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- 佐竹義宣(サタケヨシノブ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000314626