丸亀市の市木と市花は、昭和49年と平成17年の2回制定されており、
どちらも市木は「ヤマモモ」、市花は「サツキ」に決定している。
1 昭和49年に制定された時の理由
【資料1】
p18-19「花とみどりにつつまれた公園のような〝まち〟に」の記述より
「ことしは、市制75周年を記念して市の木にヤマモモ、市の花にサツキが決まり、
これらを中心に四季を通じて花と緑を育てる運動を盛り上げていきます。」
「市の木 ヤマモモ
病害虫に強く樹木も美しい。やせた土地でもよく育ち、樹齢が長く、干ばつにも
強いので管理がしやすい。
市民ひろば、総合会館前にも植えられています。」
「市の花 サツキ
もっとも手近で親しみやすく、成長も早いサツキは、酸性気味の日本の土によくあい
管理も簡単です。
毎年入学祝として市長が贈っているのもサツキです。」
【資料2】
p8「各市町の指定木選定の理由」より
「丸亀市 指定木 ヤマモモ 指定日 昭和49年11月1日
指定理由等 本木は市民憲章に適しており、樹形が美しく市木にふさわしい
品位と風格をそなえ、丸亀市の気候風土に最適である。
病害虫や公害に強く、他の樹木より樹齢が長く乾燥にも強いため、
近年工場地帯や都市において庭園木や街路樹として多く利用されている。
市内では丸亀城、塩飽諸島に多く見られる。」
また、当館には付図のみ所蔵しており、図書は所蔵していないが
【資料3】の図書には、
丸亀市の市花「サツキ」の選定理由について、上記【資料2】と同様の書式で説明がある。
県内図書館には図書の所蔵館あり。
2 平成17年に制定された時の理由
【資料4】5月号
p7 「市の花・市の木募集」
市町村合併により新しく誕生した丸亀市にふさわしい市の花、市の木を市民から約2か月間にわたり募集
参考として、旧丸亀市の「さつき(花)・やまもも(木)」、
旧綾歌町の「きく(花)、もちの木(木)」、
旧飯山町の「もも(花)、さざんか(木)」
写真付きで紹介
【資料4】10月号
p9「決定 新「丸亀市」木と花」
「市民のみなさんの投票により、新市の木は「やまもも」、花は「さつき」、と決定しました。」
との記述あり。