レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年05月26日
- 登録日時
- 2022/06/10 16:54
- 更新日時
- 2023/05/04 12:43
- 管理番号
- 202231
- 質問
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解決
池上本門寺と鎌倉の妙本寺は両山一首制のもとにあったが、妙本寺のほうは代理として本行院の住職が司務を勤めていた、と、池上本門寺の100周年記念誌で読んだ。本行院という寺は今はもう鎌倉にないようだが、いつ廃寺になったのか。
- 回答
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本行院は、昭和16年7月に妙本寺と合併しています。妙本寺の院家(塔頭)です。
- 回答プロセス
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①妙本寺の資料を見る
②日蓮宗の事典を見る
③戦前までは存在していたということで、相模国風土記も見る
※日蓮宗では、昭和の戦時体制の折に、共同の祖師を持つ各宗派は極力合同して一本化すべしという国の要請に応じて、本末解消(本山末寺の関係を解消して、総本山大本山を除き全ての寺院の寺格を平等にする)をおこなっている。この一連の流れに関わるものか?
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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『日蓮宗事典』 日蓮宗事典刊行委員会/編集 日蓮宗宗務院 198110 188.9
P510 四院家,P733 妙本寺,P835 本末解消,P1298~1299 長興山 妙本寺 本行院 - 『新編相模国風土記稿 第4巻』 間宮士信/〔ほか原編〕 雄山閣出版 199804 29137 P290上 院代 本行院
- 『鎌倉市史 社寺編』 鎌倉市史編纂委員会 吉川弘文館 1972.10 213.7 P456~458 妙本寺
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『日蓮宗事典』 日蓮宗事典刊行委員会/編集 日蓮宗宗務院 198110 188.9
- キーワード
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- 妙本寺
- 池上本門寺
- 両山一首制
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000317172