レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年05月13日
- 登録日時
- 2022/01/25 16:32
- 更新日時
- 2022/01/25 16:32
- 管理番号
- 福郷-154
- 質問
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解決
大正時代に福岡県で開催された「南筑連絡競走」に関する資料を見たい。
- 回答
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参考資料1『西日本新聞百年史』
p.309-310「大正五年(一九一六)に始めた福日社主催の「九州青年大運動會」は翌六年(一九一七)の第二回から「九州陸上大運動會」と改め、(略)第三回大会は七年(一九一八)四月二十一日福岡城外練兵場で挙行した。この大会で注目すべきは、マラソンをやめて(この回だけ)久留米―福岡間長距離リレー・レース(選手五名)を二十八日に行なったことである。(略)リレーのコースは久留米市の発明博会場を出発点とし、善道寺、田主丸、甘木、二日市を中継所として福岡市の福日本社前決勝点まで四十マイル(約六四キロメートル)。参加十一チームで覇を競い、一着は佐賀師範チームで、所要時間三時間五十一分五十秒の好タイムであった。この長距離リレーが福日駅傳の濫觴(らんしょう)であり、西日本新聞社の九州一周駅傳へと発展する第一歩でもあった。」とある。
p.386「福日社主催の久留米ー福岡間駅伝競走は、大正七年(一九一八)に一度行なったことがあるが、中等学校駅伝競走として毎年行なうようになったのは昭和三年(一九二八)二月十一日の第一回からである。」とある。
参考資料2『福岡日日新聞』
・大正七年四月二十七日七面「愈明日決行の長距離リレー・レース」
コース地図、走路割、役員などの紹介、応援規定などが記載されている。
・大正七年四月二十八日七面「愈本日!久留米福岡間四十哩長距離リレー・レース」
コース地図など、レースに関する詳細が記載されている。
・大正七年四月二十九日五面「両筑連絡競走」
到着順位、各ポイントの状況、賞牌授与式の様子などが記載されている。
参考URL1『運動年鑑 大正8年度』p.235
南筑連絡競走の概説がある。
(https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/955126 国会図書館デジタルコレクション 最終確認2021.11.04)
- 回答プロセス
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新聞から調査を始めた。
- 事前調査事項
- NDC
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- 陸上競技 (782 8版)
- 参考資料
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西日本新聞社. 西日本新聞百年史. 西日本新聞社, 1978.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001377969-00 - 福岡日日新聞 大正編 6 大正6年7月―大正7年6月,西日本新聞社,c2000 CD-ROM
- 『運動年鑑 大正8年度』https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/955126,p.235,最終確認2021.11.04
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西日本新聞社. 西日本新聞百年史. 西日本新聞社, 1978.
- キーワード
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- 南筑連絡競走
- 駅伝
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000311161