レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010年06月17日
- 登録日時
- 2014/09/07 12:45
- 更新日時
- 2024/04/04 17:08
- 管理番号
- 鎌中―2014063
- 質問
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解決
源実朝の暗殺場所として、鶴岡八幡宮の大銀杏が登場する古い読み物は何か。
- 回答
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現在確認できているものの中で、古い読み物には以下のようなものがあります。(今のところこれより古い資料に大銀杏の記載は確認できておりません)
◆『名所記 鎌倉物語』 中川喜雲著 1659(萬治2)年
「公暁ガ実朝ヲ殺セシ銀杏樹ノ西ノ小社也」
◆『鎌倉日記(徳川光圀歴覧記)』 徳川光圀 1674(延宝2年)
「上宮より下る石坂のわきに銀杏の木あり、東鏡に健保七年正月廿七日、実朝将軍右大臣はいがの時、神拝事おはり退出し給ふ時、上宮石橋の砌、いちゃうの木陰まで公暁伺来て、丞相を害し奉り~」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 8版)
- 日本 (291 8版)
- 参考資料
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- 「鎌倉日記(徳川光圀歴覧記)」 (『鎌倉市史 近世近代紀行地誌編』 鎌倉市史編さん委員会 吉川弘文館 1985 【K1 210.1】
- 『名所記鎌倉物語 復刻版』 中川喜雲 1979 【K1 291.39】 原本は明治43年 国書刊行会
- 『鎌倉紀行記歴覧 鎌倉を訪れた人々』 伏見功 現代旅行研究所 1978 【K1 291.39】
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「イチョウの伝来は何時か… 古典資料からの考察…」堀輝三(PLANT MORPHOLOGY 13 (1), 31-40, 2001)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/plmorphol1989/13/1/13_1_31/_pdf/-char/en
- キーワード
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- 源実朝 みなもと の さねとも
- 公暁 くぎょう
- 大銀杏 おおいちょう
- 伝説
- 鎌倉日記 かまくら にっき
- 徳川光圀歴覧記 とくがわ みつくに れきらんき
- 鎌倉物語 かまくら ものがたり
- 徳川光圀 とくがわ みつくに
- 水戸光圀 みと みつくに
- 中川喜雲 なかがわ きうん
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000159549