レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022年5月11日
- 登録日時
- 2022/07/20 11:21
- 更新日時
- 2022/07/31 16:15
- 管理番号
- 兵尼2022-22
- 質問
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解決
尼崎藩の藩學(はんこう)「正業館」についての文献を探している。
- 回答
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江戸時代、尼崎藩が藩士の子弟教育のために設立・経営した学校(藩學)である「正業館」について、以下の所蔵資料、閲覧可能なデジタル資料の提示・紹介、利用方法の案内をおこないました。
(1)『みちしるべ 第32号』(尼崎郷土史研究会 2004) pp.18-26 西本 珠夫“正業館及び中谷雲漢・堀内伯竹について”
(2)『地域史研究 第113号』(尼崎市立地域研究史料館 2013) pp.82-144 田中 敦“史料紹介『雲漢集』”
(3)『尼崎藩学史』(尼崎市教育委員会 1954) pp.147-188「藩學正業館」
(4)※『兵庫県教育史 藩学 私学 寺子屋』(兵庫県教育会 1943) pp.4-6「尼崎藩正業館(藩学)」
(5)『近世藩制・藩校大事典』(吉川弘文館 2006) pp.680-681
※当館所蔵ですが、劣化のため複写提供ができない状態の資料でした。国立国会図書館デジタルコレクションのインターネット公開資料でしたので、そちらの利用を案内しました。
- 回答プロセス
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1. 「藩校」「正業館」をキーワードに所蔵調査。ヒットしたなかから(1)(3)(4)(5)の資料の掲載該当箇所を確認する。
2. (4)資料現物は経年劣化のため、複写提供が難しい状態であることがわかった。国立国会図書館デジタルコレクションを検索したところ、インターネット公開資料ということがわかる。
3. 国立国会図書館サーチでキーワード「正業館」で検索。ヒットした尼崎市歴史博物館「あまがさきアーカイブズ」のレファレンス協同データベース過去事例を参考に(2)の所蔵資料を確認。
以上、 所蔵資料、閲覧可能なデジタル資料の提示・紹介、利用方法の案内をおこないました。
- 事前調査事項
- NDC
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- 教育史.事情 (372 10版)
- 参考資料
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- 西本 珠夫. 正業館及び中谷雲漢・堀内伯竹について. 尼崎郷土史研究会, 2004. みちしるべ(尼崎郷土史研究会会報)32 pp.18-26 (当館請求記号 E/20/18-31, 当館資料番号 130474957)
- 田中 敦. 史料紹介『雲漢集』. 尼崎市立地域研究史料館, 2013. 地域史研究 113 pp.82-144 (当館請求記号 E/20/15-113C, 当館資料番号 130614456)
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岡本静心 著 , 岡本, 静心. 尼崎藩学史. 尼崎市教育委員会, 1954.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001365951-00 (当館請求記号 E/372/1, 当館資料番号 130334600) -
兵庫県教育会 編 , 兵庫県教育会. 兵庫県教育史 藩学郷学私塾寺小屋篇. 兵庫県教育会, 1943.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000703060-00 (当館請求記号 A/372/61, 当館資料番号 130287414) -
大石学編 , 大石, 学. 近世藩制・藩校大事典. 吉川弘文館, 2006.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I003236299-00 , ISBN 4642014314 (当館請求記号 210/5/06, 当館資料番号 130444365) -
尼崎藩の儒官であった中谷雲漢について知りたい。(尼崎市立歴史博物館 地域研究史料室 “あまがさきアーカイブズ”)
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000313089 (サイトへの最終アクセス日:2022年7月20日)
- キーワード
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- 正業館
- 藩校
- 尼崎藩
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 所蔵調査 利用案内
- 内容種別
- 郷土 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000318998