レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年06月13日
- 登録日時
- 2022/11/25 20:55
- 更新日時
- 2023/02/11 15:32
- 管理番号
- 埼熊-2022-050
- 質問
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解決
『海は生きている 自然と人間』(富山和子著 講談社 2009)出てくる埼玉県の「魚つき保安林」の具体的な場所を知りたい。
- 回答
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以下の関連資料を提供した。
「埼玉県告示第六十九号」(『埼玉県報 平成15年1月10日 1430号』p17 埼玉県 2003.1)
「一 指定予定保安林の所在場所 秩父郡大滝村大字中津川字湯立沢532・字小品沢533(以上二筆について次の図に示す部分に限る。二 指定の目的 魚つき」とあり。
「埼玉県告示第三百八十六号」(『埼玉県報 平成15年2月28日 1444号』p22 埼玉県 2003.2)
上記「埼玉県告示第六十九号」と同様の記述あり。
- 回答プロセス
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1 『海は生きている 自然と人間』の該当箇所を確認する。
p84 表「魚つき保安林の都道府県別数と面積」あり。埼玉県は数1、面積35ha」とあり。
2 《Google》(http://www.google.co.jp/ Google)を〈魚つき保安林 & 埼玉〉〈埼玉県 & 保安林〉で検索する。
《岐阜県ウェブサイト》(https://www.pref.gifu.lg.jp/ 岐阜県)
「「GIAHS 鮎の日」に合わせ県内で9番目となる魚つき保安林を指定」
岐阜県の報道発表資料が該当し、その参考情報に「埼玉県 35ヘクタール(治山工事で整備された魚道周辺の森林)」とあり。
3 NDC分類〈65〉の棚を確認する。
『森林・林業と統計 平成30年度版』(埼玉県農林部森づくり課 〔2019〕)
p99「保安林の流域別面積」に「魚つき保安林」あり。荒川の流域にあることがわかる。
4 自館目録を〈治山〉〈森林〉〈林 & 管内図〉で検索する。
5 荒川に関する資料を調査する。
6 《国会図書館レファレンス協同データベース》(http://crd.ndl.go.jp/reference/ 国立国会図書館)を〈魚つき〉で検索する。
(1)参考資料等を確認する。
7 《毎索》(毎日新聞社)、《聞蔵IIビジュアル》(朝日新聞社)、《ヨミダス歴史館》(読売新聞社)を〈埼玉 & 魚つき〉で検索する。
8 《埼玉県ウェブサイト》(https://www.pref.saitama.lg.jp/ 埼玉県)をサイト内検索〈魚つき保安林〉で検索する。
9 林業統計要覧を確認する。
『森林・林業統計要覧 2003年版』(林野庁編 林野弘済会 2003)
p31「魚つき保安林」埼玉は0haとあり。(平成14年3月末現在)
『森林・林業統計要覧 2004年版』(林野庁編 林野弘済会 2004)
p35「魚つき保安林」埼玉は35haとあり。(平成15年3月末現在)
10 2002年3月から2003年3月までの『埼玉県報』を確認する。
〈その他調査済み資料〉
『埼玉地域森林計画書 埼玉森林計画区』(埼玉県 〔2008〕)
『保安林整備事業標準歩掛 平成28年8月』(埼玉県農林部森づくり課 2016)
『埼玉の治山 緑と清流、豊かな埼玉』(埼玉県農林部林務課編 埼玉県農林部林務課 1990)
『埼玉の治山 くらしと森林を守る』(全国林業改良普及協会編 埼玉県農林部林務課 1981)
『荒川流域ジョーさんの植物そぞろ歩き 森林インストラクターのフィールドノート』(豊島襄著 まつやま書房 2008)
『荒川地域森林計画書 荒川森林計画区』(埼玉県編 埼玉県 1987)
『地域森林計画書変更』(埼玉県編 埼玉県 1989)
『流域環境を科学する 荒川流域の水と緑を考える』(高村弘毅[ほか]編 古今書院 2011)
『荒川下流誌 本編 荒川下流誌編纂委員会編著 リバーフロント整備センター 2005)
『荒川下流誌 資料編 荒川下流誌編纂委員会編著 リバーフロント整備センター 2005)
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2019年6月13日。
- 事前調査事項
- NDC
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- 森林工学 (656 9版)
- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 9版)
- 参考資料
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- 『埼玉県報 平成15年1月10日 1430号』(埼玉県 2003.1)
- 『埼玉県報 平成15年2月28日 1444号』(埼玉県 2003.2)
- キーワード
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- 保安林-日本-埼玉県
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000324656