レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年03月26日
- 登録日時
- 2021/12/25 15:23
- 更新日時
- 2022/02/01 13:10
- 管理番号
- 新県図-01472
- 質問
-
解決
新潟市古町の大竹座の歴史について
- 回答
-
当館所蔵資料を調査したところ、下記(1)~(5)の資料に新潟市古町にあった映画館大竹座の歴史に関する記述が、下記(6)の資料に写真が見つかりました。
また下記(2)の資料の記述により、該当の日付の「新潟日報」を確認したところ、下記(7)(8)の関連記事が見つかりました。
さらに当館内で使える「新潟日報記事データベース」で「大竹座」等をキーワードとして検索した結果、下記(9)~(10)の関連記事が見つかりました。
(1)『新潟市史』通史編4 近代(下)(新潟市史編さん近代史部会/編 新潟市 1997)
「第8節 市民文化の芽生え」内p164~167「第1項 活動写真館の隆盛」に、大正3年4月1日、大竹座が新潟市最初の活動写真常設館として開館した旨の記述があります。
(2)『街の記憶劇場のあかり』(新潟・新潟市民映画館鑑賞会 2007)
p8~9「大竹座」に大正期から昭和期までの、p28「大竹座」に戦後以降の大竹座の沿革について書かれています。p28に昭和46年2月11日に火災により閉館となった旨の記述があります。
(3)『新潟市昭和の映画館』街の記憶劇場のあかり 別冊(新潟・新潟市民映画館鑑賞会 2009)
p14「大竹座」に、大竹座のモノクロ写真、所在地、開館日、閉館日等が記載されています。なお、巻頭「はじめに」で、これらの写真の撮影年代を昭和30年代と推測しています。
(4)『新潟県史』通史編7 近代2(新潟県/編 新潟県 1988)
p819~820「映画の登場と普及」に、大正2年以後に映画が普及し、大竹座をはじめとする様々な活動写真館が相次いで登場した旨の記述があります。
(5)『新潟ののれん』(新潟日報事業社/編 新潟日報事業社 1974)
p15~17「古町8・9番町」に、明治後期から大正初期の古町の街並みに関する記述があり、大竹座についても触れられています。
(6)『にいがた街の記憶』(新潟市歴史博物館/編 新潟市歴史博物館 2004)
p22「25.古町通八番町」に、大正3年の大竹座のモノクロ写真が記載されています。
(7)「新潟日報」(1971年2月12日付 朝刊)
朝刊 1面「「大竹座」丸焼け 新潟古町」
(8)「新潟日報」(1971年2月12日付 夕刊)
5面「写真特集 ワァ燃える “馬”古町を占拠」
(9)「新潟日報」(2010年1月1日付 朝刊)
20面「特集/[新潟まち未来図]人集い笑顔あふれ 新潟・古町「あのころ」(昭和40年代)」
(10)「新潟日報」(2011年7月26日付 夕刊)
3面「[知ってる? ことしは大正100年] 上 近代化一気に広まる 電機や水道、音楽も普及」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 映画 (778 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 大竹座
- 古町
- 映画館
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000309537