レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008年05月22日
- 登録日時
- 2008/05/22 13:36
- 更新日時
- 2012/09/04 08:24
- 管理番号
- 8519
- 質問
-
解決
香川の映画史がわかる資料にはどんなものがあるのか。
- 回答
-
当館所蔵資料を調査した結果は次のとおり。
香川の映画館や映画興行について最もまとまった資料は 、「思い出の香川映画史」
(香川県興行環境衛生同業組合/編 香川県興行環境衛生同業組合 1992年発行)と
思われる。
その他、いずれも断片的な情報ではあるが、県史や各市町史などに映画に関する記述がある。
例えば「香川県史」や「高松百年史」の映画に関する記述箇所は次のとおり。
・「香川県史 6(通史編 近代2)」(香川県/編 四国新聞社 1988年発行)
第14章教育と市民文化 第4節文化の大衆化 民衆娯楽(414~415頁)
・「香川県史 7(通史編 現代)」(香川県/編 四国新聞社 1989年)
第4章新しい教育と文化 第3節文化活動の復興 5映画界の復興(301~304頁)
第8章教育と文化の新展開 第4節文化活動の展開 4映画(537~539頁)
・「高松百年史 上巻」(高松百年史編集室/編 高松市 1988年発行)
第6編第二次大戦下の高松市民 第3章言論統制の強化
第2節言論・表現の統制
大衆娯楽の統制と検閲(669~670頁)
・「高松百年史 下巻」(高松百年史編集室/編 高松市 1989年発行)
第7編高松市の復興 第5章産業・経済の復興と市民生活
第5節商店街の変貌
興行街と三越の復興(148~149頁)
第6節インフレ下の市民生活
娯楽施設の充実(162~163頁)
第8編伸びゆく高松 第2章観光都市高松の発展
第2節観光地開発と観光宣伝活動
映画ロケ地で宣伝(267~268頁)
また、丸亀の映画館の変遷については、「丸亀の映画文化史展-映画100年を記念して」
(丸亀市立資料館/[編] 1996年発行)(丸亀市立資料館が開催した企画展の二つ折パンフレット)
に記述がある。
さらに、高松にあった映画館「ライオンカン」のPR誌「ライオンカンニュース 閉館記念特別号」
(KEN/編 四国OS 1971年発行)に、ライオンカンの沿革が記されている。
- 回答プロセス
-
質問者は、既に「思い出の香川映画史」を調査済みとのことだったので、
「香川県史」や「高松市史」に映画に関する記述があるかどうか調査したところ、
映画館の沿革を中心に断片的ではあるが記述があった。
未調査の各市町史(誌)にも同様に、関連する記述はあるものと思われる。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 映画 (778 8版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 映画
- 香川県
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 定番事例
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000044305