レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年12月21日
- 登録日時
- 2017/11/09 11:06
- 更新日時
- 2018/01/21 12:38
- 管理番号
- 2017-24
- 質問
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未解決
江戸~昭和初期の松山での裁縫事情(特にゆびぬき)について書かれた資料はあるか
- 回答
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【資料1】の「第3章 まちかどの職人芸 第1節 くらしを支える技 1 装いをつくる (1)和装へのこだわり①」に、当時64歳~75歳の3人の和裁とともに生きてきた女性の聞き書きが掲載されている(p271-277)。「写真3-1-1 和裁の用具類」にゆびぬきも写っているが、非常に小さい。この資料はデータベース「えひめの記憶」(愛媛県生涯学習センター)で閲覧可能。
http://www.i-manabi.jp/system/regionals/regionals/ecode:1/7/view/1363
【資料2】から【資料9】を調査したが、ゆびぬきなど裁縫道具についての記述はなかった。
道後温泉ちかくの売店で売られていたとのことであり、道後商店街振興組合で当時ゆびぬきを取り扱っていた店や仕入先(製作者)の手がかりが得られるかもしれない。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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戦後のゆびぬきについて「骨董ファンvol.3」「暮しの手帖44」「私の部屋№47」などに記載があるが、四国のものではなかった。
- NDC
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- 繊維工学 (586)
- 衣食住の習俗 (383)
- 四国地方 (218)
- 参考資料
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- 【資料1】『愛媛の技と匠 昭和を生き抜いた人々が語る』(愛媛県生涯学習センター 1998年)<当館請求記号:K602-97>
- 【資料2】『伊豫織物の沿革[複写資料]』(伊豫織物同業組合/[編] 〔愛媛県立図書館〕〔2006〕年)<当館請求記号:K586.72-イヨ-2006> ※1936年・伊豫織物同業組合刊を電子複写・ファイル綴りした資料
- 【資料3】『ときめくファッション 小町娘からモダンガールまで,平成18年度企画展』(愛媛県歴史文化博物館 2006年)<当館請求記号:K383.1-エヒ-2006>
- 【資料4】『四国の衣と食』(藤丸昭[ほか]/著 明玄書房 1974年)<当館請求記号:K383-2>
- 【資料5】『中国・四国地方の民具』(新藤久人/著作代表 明玄書房 1982年)<当館請求記号:K383-4>
- 【資料6】『昔日の風 民具等有形民俗文化財ガイドブック』(松山市教育委員会 2006年)<当館請求記号:K383.93-マツ-2006>
- 【資料7】『裁縫学習帳 尋常科』(温泉郡女教員会/編纂 愛媛県教育会温泉部会 1938年)<当館請求記号:ヤマT48-7>
- 【資料8】『速成裁縫独案内 嫁入稽道ゆき婦人の務』(裁縫専門学舎 1909年)<当館請求記号:ヤマT37-109>
- 【資料9】『裁縫独習書』(中野クマ子/著 中野村吉 1916年)<当館請求記号:ヤマK37-110>
- キーワード
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- 裁縫
- ゆびぬき
- 照会先
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- 道後商店街振興組合 〒790-0842 愛媛県松山市道後湯之町15-23 電話089-931-5856 https://dogo-shoutengai.jp/
- 愛媛県生涯学習センター 〒791-1136 愛媛県松山市上野町甲650 電話089-963-2111 http://www.i-manabi.jp/
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000224432