レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023年07月22日
- 登録日時
- 2023/07/22 16:29
- 更新日時
- 2023/09/27 11:46
- 管理番号
- 3973
- 質問
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解決
有岡城の石碑に記されている歌「霜かれに残りて我は八重むくら なにはのうらのそこのみくつに」 あらきたし
「思いきやあまのかり橋ふみならし なにはの花も夢ならむとは」 荒木村重
の現代語訳をしりたい
- 回答
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荒木村重の妻たしが荒木のもとへ送った歌
霜がれに残りて我は八重むぐら 難波の浦の底のみくづに
〈私は霜にあって枯れ残った八重葎のようなものです。あとは難波の海に沈んで海底の水屑になるだけです〉
荒木村重の返歌
思ひきやあまのかけ橋ふみならし 難波の花も夢ならんとは
〈天へ架けた橋を踏み鳴らすように難波の尼崎でがんばってきたが、その誇りも夢のようにはかないものになろうとは思いもしなかった〉
- 回答プロセス
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利用者が有岡城の石碑に記された歌をスマホで撮影し持参された。「信長公記」に載っているはず、との言葉を受け、図書館システムで「信長公記」を検索。何冊かヒットした中から開架をブラウジング。『信長公記 下』太田牛一/著 中川太古/訳 新人物往来社(2006.5)の113Pに上記の通り記載があった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 10版)
- 参考資料
- キーワード
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- 荒木村重
- 信長公記
- 有岡城
- 伊丹城
- 人質
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000336199